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【花まるコラム】『信じ続けられる先生に』吉田いつむ

 つい先日、自宅に小包が届きました。差出人は、小学校のときにお世話になった教頭先生でした。中を開くと溢れるほどのお菓子とともに手紙も添えられており、すぐさまお礼の電話をかけました。毎年、年賀状でのやり取りだけの関係ではありましたが、そのやり […]

【タカラモノはここに⑭】『天井を眺めながら』山崎隆 2023年10月

 サマースクールが終わり、何日か過ぎたある日、私は原因不明の高熱に倒れました。一部の教室のみなさまにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、幸いすぐに熱は下がり元気になることができました。  それにしても病に臥し、見上げる一人暮らしの天井ほど何 […]

【花まるコラム】『記憶のなかにいる人』小川凌太

 先日、あるお母さまとお子さまの反抗期についてお話をしました。いままでは素直に言うことを聞いていたのに、口答えをするようになってきたのだといいます。反抗期とは、みないつかは迎えるものであり、「お子さまが成長している証ですね」と言われるものの […]

【花まるコラム】『「未知」とのであいの積み重ね』大塚由香

 ある保護者の方からのクラス後の感想「感じたことキロク」に、ハッとする発見がありました。その日は、以前教室に通っていたお姉ちゃんも一緒に、姉妹で参加された回でした。妹さんが目の前の道具に次々と手を伸ばし「これ何だろう?」と探究するのに対して […]

【花まるコラム】『入口を知れば、その先は自分で進める』山根大知

 年末におこなわれた雪国スクールでは、子どもたちと雪遊びをしてきました。参加したのは、年長から小学3年生までの子どもたち。広い雪原に、ふわふわの新雪。子どもたちにとって貴重な経験となったのではないかと感じています。そこで出会った二人の女の子 […]

【おはなしのキッチン⓯】『精霊の守り人 シリーズ』平沼純 2023年10月

 現代日本を代表するファンタジー作家、上橋菜穂子氏。作家であるとともに、文化人類学者としてオーストラリアの先住民族アボリジニを研究しているという、異色の経歴の持ち主です。その幅広い分野の知識を織り交ぜた数々の作品は世界的に読まれていて、20 […]

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