- 2025.05.02
- コラム,
【Rinコラム】『「みて!」「みる!」』 2025年4月
「私自身、図工に苦手意識があって上手に導けないので、Rinせんせいの教室に連れてきました」「ほめ方や認め方を、私が学びたいんです」保護者の方にそう言われることがよくあります。 日々子どもたちがつくる作品を目にして、「上手だね」「それはな […]
花まるBLOG~花まるグループ公式ブログ~ 子育てや教育にまつわるコラムや記事、子どもたちの成長記録を紹介します。
「私自身、図工に苦手意識があって上手に導けないので、Rinせんせいの教室に連れてきました」「ほめ方や認め方を、私が学びたいんです」保護者の方にそう言われることがよくあります。 日々子どもたちがつくる作品を目にして、「上手だね」「それはな […]
学生時代、Sunday Schoolで子どもたちのアート活動を手伝っていたときのことです。親子ほど歳の離れた友人Mabelから「あなたは、子どもたちの心に触れることができるのね」と言われました。その一言が、私がいまの職業を選ぶきっかけにな […]
「自分らしさ」を表現してほしい、と願わない親はいません。それゆえに「人と違う、唯一のオリジナリティ」という幻想を、作品に期待してしまう。「こうあってほしい」という願いは、ときに子どもたちをがんじがらめにします。 創作を始める前に必ず確認 […]
小学校への出張授業、その日のテーマは「旅をするペットボトル」。リサイクルアートやメールアート(郵便の仕組み)についても話し合い、子どもたちは意気揚々と創作に取り組みはじめました。彼らが制作に没頭している最中、校長先生が大きな袋を持って教室 […]
暑い夏の盛りに初めて会ったとき、彼は担当の先生の膝の上にいました。その日は4歳児さんが5歳児さんと一緒にはじめての絵の具で作品制作をする日でした。 2回目に会えたのは、秋の気配が顔をのぞかせた晴れた日。彼は教室のうしろでぴょんぴょんと飛 […]
先日、OBの高校生が自発的にミニワークショップの現場にお手伝いに来てくれました。彼は小さな子どもたちに対して、まず「どうしたいの?」とその子の意見を尊重し、手助けをしていました。「こうしたほうがいいよ」でも「貸して、お兄ちゃんがやってあげ […]
創作活動に没頭している間、子どもたちのなかで一体何が起きているのでしょう。それは「自分との対話」です。「対話」というと、人と人の間に存在するもの、と考えることが多いかもしれません。しかし実際には、内なる自分と対話することのほうが多いのが、 […]
創作中、子どもたちはどんな気持ちでいるのでしょうか。 できたものを「見てほしい」という前向きな思いだけではなく、「思いついたアイデアを試してもいいのかな?」「これでもいいの?」「失敗しちゃった」というような不安が出てくることもあります。 […]
その記憶は、実家の玄関先から始まる。 私は祖父に連れられ、手をつないで家を出る。そんな祖父と私の後ろ姿を、母が送り出す。ふりむくと母が手を振っていた。いつもの笑顔のなかにも、その表情がどこか不安そうだったのを覚えている。 初めて、祖父 […]
子どもはとにかく真似して学ぶものです。私もよく「家で先生のマネをしているんです。だからどんな授業かわかります〜」「美しいね、おもしろいね、という言葉を使うようになりました」と言われたりします。 子どもにことばかけをしたときに、いったい何 […]