松島コラム

1/7ページ

【松島コラム】『家族でつくる習慣』 2025年7・8月

 先日、スクールFCの拠点校にて、花まる学習会の保護者向け講演会を開催いたしました。講演のなかで改めてお伝えしたのは、「花まる学習会は中学受験のための塾ではありませんが、実は中学受験に向けた学習の土台となる大切な力を育んでいます」ということ […]

【松島コラム】『伝えゆくもの』 2025年6月

 私は、地方の小さな過疎の村で高校を卒業するまで過ごしました。村に一つだけあった保育園には通わず、習い事も一切やっていませんでした。 近所に同じ年頃の子どももおらず、年の離れた兄と遊ぶこともあまりなかった私は、親から見れば「人づきあいの面で […]

【松島コラム】『AIの進化を実感する』 2025年5月

 ChatGPTを代表とする生成AIは、複雑な質問への回答や文章の下書きを瞬時に提示してくれます。家庭では宿題のサポートや英作文の添削などに便利な一方で、使い方によっては「自分で考えずに答えを写す」という学習習慣が身についてしまう懸念もあり […]

【松島コラム】『変わる中学英語と高校入試』 2025年4月

 公立中学校では今年度から新しい教科書が採択されました。これは学習指導要領の改訂によるものではなく、小改訂にあたります。新しい教科書ではデジタル化が進み、二次元コードによるコンテンツが3.7倍に増加しています。タブレットの導入とともに、紙の […]

【松島コラム】『情報の選択』 2025年3月

 「情報弱者」という言葉には、少し違和感を覚えます。本来、これはさまざまな事情で適切な情報や必要な情報を得られない弱い立場の人を指す言葉です。しかし、現代では「情報に疎いこと」がネガティブに捉えられることも少なくありません。  電車に乗れば […]

【松島コラム】『知識と暗記』 2025年1月

 『言語の本質—— ことばはどう生まれ、進化したか 』(共著・中公新書)、『算数文章題が解けない子どもたち──ことば・思考の力と学力不振』(共著・岩波書店)などの著者である慶應大学教授の今井むつみ氏の新刊『学力喪失──認知科学による回復への […]

【松島コラム】『方法の有効性』 2024年11月

 出版不況という言葉をときどき耳にしますが、日本では年間7万冊の新刊が出ているそうです。書店に行けば、「〇才から始める英会話」「〇〇式受験必勝法」など、いわゆるマニュアル本をたくさん見かけます。しかしそのとおりにやってみてもうまくいかないの […]

【松島コラム】『最後まで』 2024年12月

 12月を過ぎると少しずつ入試に向けた緊張感のようなものが教室でも感じられるようになります。  これまで多くの受験生やそのご家庭を見てきて、この時期にお伝えしたいことは一つです。  それは「最後まであきらめない」という気持ちをもつことです。 […]

【松島コラム】『通信制高校という選択』 2024年10月

 今回は高校受験のお話をしたいと思います。と言いましても、全日制高校ではなく通信制高校についてです。  先日の「幸せな受験ラジオ」で声の教育社の三谷さんも言われていましたが、近年通信制高校の人気が急上昇しています。しかし多くの方々は、通信制 […]

1 7