教室長コラム

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【花まるコラム】『一人ひとりの感性』石川裕眞

 一人ひとりの感性、たとえば見たもの・聞いたものが一緒でも感じ方は違う、ということを教室でよく感じます。一方でその感性を、成長するにつれて表に出す人が少なくなるようにも感じます。つまり、一瞬一瞬で感じていることを、私たちは言葉にしない選択を […]

【花まるコラム】『「挑戦」がスタートライン』舘岡聡美

 起きると、音が一切ない静かなリビングで、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいる母がいる。  幼い頃の記憶です。時間が止まったようなあのひとときだけが、母がほっと一息をつける時間だったのだろうな、と大人になったいまなら思います。私がリビングの […]

【花まるコラム】『じゃあね、いってらっしゃい』柳澤隼人

 スクールFCの卒業生たちから「入学しました!」と写真つきで連絡が来ました。少し大きめの制服に身を包み、ピカピカのローファーと背中には指定の大きなリュック。自分で選んだ道の一歩目を踏み出したことへの希望とワクワクが表情から読み取れます。これ […]

【花まるコラム】『自分で決めること』佐々木真音

 私は学生時代、子どもたちが自由に遊べる場所づくりの活動に参加していました。「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、子どもたちの「やってみたい!」「作ってみたい!」という気持ちに寄り添い、創作のサポートをしていました。 ある日、男の子が「椅 […]

【花まるコラム】『きっかけは何だって、いつだっていい』澤井康史

 私は5人きょうだいの2番目、長男として生まれ、上に姉が1人います。姉は、小さい頃から生き物調査に夢中になったり、分厚い小説を年間何冊も読んだりしていました。その姿はまるで研究者のようでした。  姉が中学3年生になり、進学先を決めるときが来 […]

【花まるコラム】『子どもたちの発想を豊かにするもの』村井美月

 年長授業でのことです。いくつかの絵のなかから「ほかとちがうものをさがす」という問題がありました。その日は、ダチョウ・クジャク・フクロウ・七面鳥・アザラシの絵が描かれたものと、おにぎり・サンドイッチ・パスタ・ハンバーグ・ジュースが描かれた問 […]

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