【花まるサマースクール2024】アロハ/吉岡直哉🌻川遊びの国

🐡川遊びの国🌼

参加に向けてのご準備や出発・解散地への送迎など、さまざまなご協力を誠にありがとうございました。


1日目は挑戦の連続。魚つかみと魚さばきをおこないました。「怖いけれど一人で魚をつかみたい」と勇気を出す子、真剣な眼差しで魚をさばく子。「自然」と「命」に向き合います。魚つかみ・魚さばきのあとは川遊び。「魚を見つけるぞ！」と岩の下を覗き込んだり、ダム作りをしようと「ここにはこういう石がいいんじゃない？」と意見を出し合ったりと、子どもたち探究心があふれました。初日の締めくくりは、キャンプファイヤーと花火。ゆらぐ炎に見とれている子も。虫の音や川のせせらぎを聞きながら五感で新潟の夜を満喫しました。


2日目も川遊び。魚探しをしている子に「こういうところにもいたよ！」とアドバイスしたり、石の高積みで「もう少し平べったい石はないかなぁ…」と意図をもって探したりと、子どもたちの遊びもどんどん上達していきます。


午前中には川の探検もしました。「さっきとは違って、流れが速い！」と自然の不思議を体感。午後は遊び場を変えて、再び川へ。ここでも子どもたちは伸び伸びと遊び尽くしました。水をかけ合ったり、「カジカじゃない魚も捕まえたよ！」と遊び場の違いを楽しんだり、川の中に石で丸く囲いを作って「お風呂」に見立てたり…試行錯誤が止まりませんでした。


夜は湯沢の街を散策。「山がフタコブラクダみたいだね！」と川以外の自然も楽しみました。


3日目は、楽しかった２日間を振り返って思い出を作文にまとめます。表彰式では、子どもたちの頑張りを称え、感謝を伝え合いました。ともに過ごす仲間がいるから、一人ではできないことも楽しめる。そう感じることができるのもサマースクールならではです。


「前向きな気持ちで過ごそう！」「笑いに変えていこう！」というメッセージを伝えて始まったサマースクール。宿でも川でも笑い声があふれた3日間でした。楽しいことだけでなく、うまくいかないことや我慢して譲り合ったこともあったはずです。楽しさに変えるために助け合う心や自分を律する力は、3日という短い期間でも着実に成長していきました。 ときにはもめごとや葛藤もあったでしょう。それらのすべての経験が子どもの成長につながると信じています。ご家庭でもぜひ、思い出話を聞いていただけたらと思います。


また野外体験の現場でお会いできることを楽しみにしております！


2024年 夏
花まる学習会　アロハ/吉岡直哉

花まる学習会（神奈川県北ブロック）