受験勉強を通して自学の姿勢を身につけ、志望校合格はもちろんのこと、進学後も幸せになる「幸せな受験」を目指すスクールＦＣの卒業生にインタビュー！
今回は、大妻嵐山中・東京家政大附属中に合格したAさんのお母さまの体験談をご紹介します。
「私、頑張ったよね！成長したと思う！」と、受験会場から出てきて晴れ晴れとした顔つきで言ったAを見て、「あぁ、この子は自分で道を切り拓くことを受験を通して学ぶことができたな」と感じ、それだけで十分だ、幸せな受験だったと思うことができました。
2回ほど不登校の危機を迎えた娘でしたが、それでも「花まるやＦＣは好き」という気持ちはずっとあり、本人の精神状態と体調を鑑みながら受験を見据え、花まるからＦＣに徐々に移行しました。そのため、ＦＣにフルで通い始めたのは小学5年生から、しかも１学期は体調不良であまり通えず、そこから遅れを取り戻すのにかなり時間を要しました。
娘は共立女子を目指したかったようですが、模試の判定からはどう考えても難しい状態。本人もそれを理解していたので「私、遅れていたし、そんなに頭は良くないし、どうせ無理だもん。学区の中学じゃなきゃいいや」と投げやりな感じで6年生の秋を迎えてしまいました。
娘のもう一つの志望校（東京家政大附属）は手に届く範囲ではありましたが、「『ここでいいや』の惰性で本気を出さずにこのまま終わっていいのか。それは幸せな受験とは言えないのではないか…」と思い、面談で先生に悩みをぶつけてみました。すると先生からは「確かに現時点では厳しいですが、まだ伸びています。ここから頑張れば可能性はあります。諦めないでください！まずは第一志望（共立）に向けて精いっぱい頑張りませんか？」と力強いお言葉をいただき、親より先生のほうが娘を信じているなぁと反省したと同時に、多大な勇気をもらいました。
そこからは、先生と連携しながら親も「頑張ることの大切さ」や「挑戦へのプロセスが大きな価値になること」などを伝え、勉強への声かけやあと押しを積極的に開始。最初はイヤイヤな態度や反抗的な返答も多かったのですが、粘り強く解けばできる、積み重ねれば伸びることを実感したようで、12月あたりから顔つきや態度がみるみる変わっていくのがわかりました。
「先生に質問してくるね！」「これ、できるようになった！」「この科目、楽しくなった！」というポジティブな反応が増えた反面、受験を自分事ととらえるようになったがゆえのプレッシャーもいっちょ前に感じていたようで、受験直前には「なんでまた間違えちゃうんだろう…」「こんな点数じゃ受からないよ！」と軽いスランプも経験しました。ですが、これも「本気になった証拠」であり、「届きそうで届かない歯がゆさ」を感じられたこと自体が大きな成長だと、スランプでジタバタしている娘を横で見ながら冷静に感銘を受けていました（笑）。
結果としては、共立女子は力及ばずでしたが、初日で東京家政大附属のｉクラスに合格。そして本人が「どうせならＥクラスで頑張りたいからＥを取るまで受験し続ける」という強い意志を表明したので粘り強く受験し、３日目でＥクラスを勝ち取ることができました。
「通塾に不安がある子」「模試の成績がまったく及ばない子」として足切りされることなく、「その子自身」に向き合い、粘り強く伴走してくれるＦＣの先生方だったからこそ、最後まで諦めず、「やり抜く」という成功体験を得られたのだと思います。
「夏のときに無理だってわかっていたんだよね。だから傷つきたくないし、諦めようと思った。でも、共立に挑戦できて幸せ。受験できてよかった。これからの中学校生活が楽しみだな」
受験が終わったときに娘がそう言ったのでとても驚きましたが、親として、この一言が聞けて幸せです。
相も変わらず学校が得意ではなく「学校の卒業よりもＦＣを離れるのが悲しいなぁ」とつぶやいているAですが、それだけＦＣが心の拠りどころとなっていて、かけがえのない居場所なのだと思います。本当にありがとうございました。
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＊花まるグループ代表 高濱正伸＆スクールＦＣ代表 松島伸浩からの応援メッセージも公開中！
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受験に合格することが、人生のゴールではありません。 考えなければならないのは、進学先で幸せになり、「自立した魅力的な大人」になること。スクールＦＣでは、受験カリキュラムに取り組みながら、 将来に渡って大切な、一生ものの財産を伝えます。
