花まるSTORY

11/19ページ

【読書の旅コラム❾】『読むたびに発見がある本を』平沼純 2021年11月

 子どもは、一度気に入った本が見つかれば何度でも読みたがります。  「あの本もう一回読んで!」と頼んできたり、同じ本を何度も図書館から借りてきてすり切れるまで読んでいたりということは、しばしばあります。  そんなとき、「もうそろそろ別の本を […]

11月霜月|土の香りがする野菜を楽しむ

 残暑が長く続いた今年の秋ですが、すっかり気温も下がり冬に向けて着々と季節は進んでいます。「体を中から温めるから、冬が旬の根菜を食べるといい」と、みなさん何となく意識していると思いますが、そのなかでも滋味深く、パワーのある根菜の1つ、ごぼう […]

【花まるリビング⑥】『おやつと“数の感覚”』勝谷里美 2021年10月

 ――知的活力や思考力は「生活」と「遊び」のなかで伸びる――  花まる学習会ではそのように提言していますが、実際にわが子を見ていても、本当にそうだよなぁ、と思います。  7歳の娘は、「雪見だいふく」で数の感覚を磨きました。初めて「雪見だいふ […]

【読書の旅コラム❽】『「泣ける話」を押しつけないで』平沼純 2021年10月

 以前、ある教育雑誌のインタビューで小学生にすすめる本を紹介した際、「子どもに命の大切さを教えられる本をお願いします。できれば、感動的な泣けるタイプの話で―――」と言われたことがありました。  正直なところ、この言葉にはかなり違和感を覚えま […]

10月神無月|秋の味覚といえばきのこ!

 一年中お店に並んでいるきのこ類。いつも見ているものは、工場で菌床栽培されているものがほとんどなので、季節を問わず安定した価格と質でおいしいきのこを味わうことができています。  唯一といってもいいのが松茸(他にもありますが)。松茸は栽培が難 […]

【花まるリビング⑤】『仕込み、段取り、舞台作り――母は元気なとき、ちょっとだけ女優』勝谷里美 2021年9月

 花まる学習会では会議に入る前に、発言者が”小咄“を披露する文化があります。あるときの私の小咄…「4才の息子が、『ちょっと耳貸して~』と言うので、(秘密の話かな?かわいいなぁ)と思って耳を近づけると、にやにやしながら鼻くそを耳の中に入れられ […]

【読書の旅コラム❼】『読書と実体験の往復が大切』平沼純 2021年9月

 「うちの子、小さい頃から車とか電車が大好きだったんです。それで、『ずかん・じどうしゃ』とか『はたらくじどうしゃ』なんかはもうすり切れるまで読んでいて―――。道を歩いていて近くを車が通ると、指をさして大喜びで叫んでましたね」  いまでも車や […]

1 11 19