【ＦＣコンシェルジュのお悩み相談】vol.3 きょうだいが勉強の邪魔をしてしまうときは…？

下の子が、かまってもらいたくてお兄ちゃんやお姉ちゃんにちょっかいを出すこと、ありますよね。

そんなとき、下の子に「邪魔しないの！」と叱っても、一時の効果しか得られない、もしくは泣き出してかえって逆効果なんてこともあります。また、上の子が集中できずに、下の子にちょっかいを出すなんてことも。そこで「もっと集中してやりなさい！」と伝えても、あまり効果はありません。

一番の解決法は、きょうだいのいない、勉強するしかない環境（たとえば、学習塾の自習室）に行くことです。大人だって、自分を律してすべきことに集中するのには相当な意志が必要ですから、 学びの環境を整えることはとても大切なことです。

ご家庭で勉強する場合も同じで、勉強に集中できる環境を整えてあげることが大切です。何時から何時まで勉強すると決めて（子どもに決めさせましょう）、その時間は勉強する場・雰囲気を意識的に作りあげましょう。具体的には、勉強開始時と終了時にアラームを鳴らす（学校のチャイムのイメージです）、自学ノートに勉強開始時刻と終了時刻を記入する、などです。また、 いつもきょうだいで遊んでいる場とは切り離された空間に学習机を設置するのもおすすめです。 勉強する場が整い緊張感が伝われば、下の子も空気を察し、ちょっかいを出しづらくなります。