【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.12 うっかりミスが多い息子、中学受験に向いていない…?

【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.12 うっかりミスが多い息子、中学受験に向いていない…?

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【今回のお悩み】
うっかりミスが多い息子、中学受験に向いていない…?

  

難関校の中学受験に成功する子は、成熟している大人っぽい子だと聞いたことがあります。
小4の息子はうっかりミスや忘れ物が多く、中学受験に向いていないのではないか(まだ早いのではないか)という心配もありますが、似たような状況でも諦めずに頑張り、成功するお子さんもいるのでしょうか。いまからやるとよいことがありましたら、教えてください。

うっかりミスは、成長過程に起こるひとつの個性。「役割」を与えてあげること、「没頭する時間」をもたせてあげることが効果的です。

 

うっかりミス、子どもたちの間ではよく「凡ミス」なんて言ったりしますが、4年生はもちろん、6年生になっても、そういったことはつきものです。そんな男の子こそ中学受験という大イベントにご家庭をあげてチャレンジすることは、価値あることではないでしょうか。

うっかりミスが多い子の多くは、準備や後片付けも苦手なケースが多く、忘れ物は日常茶飯事です。何度言っても同じことの繰り返しでは「うちの子は大丈夫かしら…」と心配になってしまいますよね。

うっかりミスが多いのは、成長過程に起こるひとつの個性です。たとえるなら、アンテナがたくさん立っている状態です。ひとつのことをやっていても、次のことやほかのことが頭のなかに膨らんできます。それにつられて次の行動に移ろうとして「こぼして」しまうのです。

生活の場であるご家庭では、起きてから寝るまでの日常において、お子さんに役割を与えて「ありがとう」を伝えてあげてください。 受け身でおこなうことはミスが出やすいため、「自分から動く」ことで完遂する経験を積み、自信につなげましょう。 また、何か趣味があれば大いに楽しませてあげてください。 テレビゲームのようなデジタルツールより、スポーツや絵、囲碁、将棋、パズル、折り紙などがおすすめです。没頭する時間を積み重ねることで、アンテナの感度はそのままに、目の前のことにしっかりチューニングできるようになっていきます。

没頭経験を積むためには、ご家族がお子さんの興味に敏感になることも大切です。大人から与えるのではなく、インタビュアーになってお子さんの話をじっくり聴く過程で、その子の興味を探りましょう。はじめはお子さんが何を言っているのかわからなかったり、結論だけが返ってきて理解できなかったりするものです。そんな場合は「誰がそうしたの?」「いつのことなの?」などと追加の質問で補い、深堀りしていきましょう。

学習面では、いろいろなタイプのお子さんを見守ってきた、塾のような第三者を活用するのがおすすめです。小さい頃からの行動や、注意した際にどんな言葉を返してくるのか、そんな情報を添えてご相談ください。ご家族でない大人からのアプローチや中学受験に向けた学習を通して鍛えていきましょう。

 

  


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