【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.21 息子がノートをグチャグチャに書くので、いまのうちにノート法を身につけさせたいです…

【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.21 息子がノートをグチャグチャに書くので、いまのうちにノート法を身につけさせたいです…

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【今回のお悩み】
息子がノートをグチャグチャに書くので、いまのうちにノート法を身につけさせたいです…
(小5男の子のお母さま )

    

息子はノートをグチャグチャに書くので、どこに何が書いてあるのか本人ですらわかっていません。いまはそれで問題ないようですが、いずれ難易度が上がっていくと壁にぶつかりそうです。いまのうちに見やすいノート法を身につけたいのですが、どうしたらよいでしょうか。

どこに何を書くか、枠を作ってあげることで変わっていく可能性があります。

 

ご相談ありがとうございます。とりあえず書いておけばいいという「ぐちゃぐちゃノート」になっているようですね。いまのうちに見返すことができるノートの取り方を身につけさせたいというご相談に対して、お答えします。

学習の際にノートに毎回書くようになってほしいこととして、「日付」 「タイトル」 「ページ」「(問題)番号」の4つがあります。大人になったときに、当たり前のように書ける人になるよう習慣を作っておきたいところです。

これらをノートに書くことは子どもたちにとってはまったく重要ではないため習慣化が難しい面もありますが、どこに何を書くか、枠を作ってあげることで変わっていく可能性があります。 うっかり書き忘れることを防げるよう専用の枠を作ったら、あとは習慣になるまでひたすら言い続け、書かせてください。いつも同じ順番で書くのもよいかもしれません。

算数の式なども同様に、書き込む枠を作りましょう。縦は理想の字の大きさをイメージした長さ、横はノート1行分の長さの長方形の箱を作ります。

枠の線は、黒の実線にするのがおすすめです。消えないように、ボールペンなどで書いてあげるとよいでしょう。お子さんには「箱にぶつからないように書いてみよう」と伝えてください。すると、ゲーム感覚になるので、雑に書くどころか、とても丁寧な字で書く子もいます。子どもたちにとって、ノートの罫線は薄いため認識しにくく、また、何も枠などがないスペースをうまく使うのは難しいことです。枠がはっきりと見えるようにしてあげることで、スペースをどう使うかの感覚をつかみやすくなります。枠を外すのは、いつも同じ大きさで字を書けるようになったときです。ぜひ試してみてください。

  

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『子どもに教えてあげたいノートの取り方』
高濱 正伸・持山 泰三  著 (実務教育出版)


『子どもに教えてあげたい 成績が伸びる子の 「復習ノート」のつくり方』
高濱 正伸・持山 泰三  著 (PHP研究所)


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