【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.11 落ち着きがなく、集中力が続かない息子。どうしたら良い…?

【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.11 落ち着きがなく、集中力が続かない息子。どうしたら良い…?

「FCコンシェルジュのお悩み相談」では、スクールFCが誇る経験豊かな講師陣が、お子さまの進路や勉強の悩みにズバリおこたえします!

【今回のお悩み】
落ち着きがなく、集中力が続かない息子。どうしたら良い…?

  

小3男子です。 落ち着きがなく、先生の話を聞かずに机に落書きしたり、集中が続かないことが多いです。先生方は、このような子にはどのように接していますか?

集中力は長くは続かないもの。まずは、集中できるものを探すことを優先しましょう。

 

小学3年生で落ち着きがないのは、特別なことではありません。小学3年生に限らず、集中力は長くは続きません。集中し続けているように見えるのは、どこかでうまく切り替えているからです。

「落ち着きがない」のは、興味や関心がほかにいっているから。「興味や関心がいろいろある」「好奇心が旺盛」と捉えるほうがあと伸びすると思います。好きなこと、興味や関心があることには集中します。対象がはっきりして、何も縛られることがない、生き生きと取り組んでいるときに集中が高まります。夢中になればなるほど、深く集中し、没頭します。これが学習する際のエンジンになります。まずは集中できるものを探すことを優先しましょう。小学3年生頃の子どもたちはもともと集中が続かないもの、何かに集中する、没頭する瞬間があればそれでよし、と捉えましょう。

興味や関心があるなしにかかわらず学習に集中するには、習慣にすることです。花まる学習会でしたら、サボテン(計算教材)、あさがお(書き写し教材)、音読などを短時間で集中して取り組み、習慣にします。毎日、時間を決めて、一気に行うことです。タイムプレッシャーでより集中力は高まります。集中力も習慣にすることで身につきます。長くやらないこと、多くをやらないこと、切り替えが大切です。

集中が続くかどうかは、身体の発達とも深くかかわっています。学年が上がり、体ができてくると集中できる時間も長くなります。睡眠、栄養、運動も集中力を高める大切な要素です。そして、心身がリラックスして集中できる姿勢がいい姿勢です。

人の話を聞けない、聞かないのは、自分の世界に入っているからかもしれません。人の話を聞けるようになるには、日常の会話、言葉のキャッチボールが重要です。正しい言葉遣いで、言葉の受け取りをしっかりすることも、集中力を高めます。

 

  


花まるグループの進学塾部門 スクールFC
〜親子が笑顔になれる”幸せな受験”を実現〜
・…∴∵小1〜中3 中学受験・高校受験・思考力育成・…∴∵
https://www.schoolfc.jp/

受験に合格することが、人生のゴールではありません。 考えなければならないのは、進学先で幸せになり、「自立した魅力的な大人」になること。スクールFCでは、受験カリキュラムに取り組みながら、 将来に渡って大切な、一生ものの財産を伝えます。

FCコンシェルジュのお悩み相談カテゴリの最新記事