親子で学ぶ 季節の食と暦

3月弥生|家族みんなで旬の野菜のおいしさを味わおう

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 春の野菜はどれも瑞々しく、栄養価も高いのですが、そのフレッシュな姿に視覚からも元気をもらえますよね。みなさまおなじみのたまねぎは、一年を通してご家庭で食べる頻度の高い野菜の1つだと思います。

 生で食べると辛みがあるたまねぎですが、水にさらすとその辛み成分に含まれる栄養素やビタミンなど、ほかの栄養素も流れ出てしまうので、生のときの辛さが気になる人は、スライスしてボールやザルにいれ、そのまま30分ほどおいてください。そうすると、辛みが和らぎます。
 また、ポテトサラダやマリネ液に加えるみじん切りのたまねぎも、水にさらすのではなく、ひとつまみの塩で軽くもんで水気を絞ってから加えると、辛さがマイルドになり甘味も増しますので、とてもおいしくなりますよ。
 このたまねぎの辛み成分は、加熱することで甘味にかわり、料理に旨みが増して深みが出ます。加熱するときは、少し長めにしっかり加熱して、充分に甘さと旨みを引き出してから調理を進めると、いつものカレーやシチューがひと味もふた味も違うおいしさになりますので、ぜひやってみてください。

 さて、瑞々しい春野菜、新たまねぎもこの時期にしか味わえない贅沢な春の恵みの1つです。いつものたまねぎと明らかに違う皮の色や薄皮をむいたときの輝くような白い色、そして切った断面の瑞々しさを、お子さまと一緒に体感してみてはいかがでしょうか。

 大人だけだと、「当たり前」のこととして素通りしてしまう日常の小さなこと。子どもと一緒に見て、感じて、体感できることは、母になった醍醐味だと、子どもたちがすっかり大きくなった今でも毎日のように思います。

 さあ、新たまねぎを探しに行きましょう!

★食のプロからのアドバイス★

おうちでチャレンジ!
新たまねぎでつくる オニオンスライス

新たまねぎ

かつおぶし
すりごま
醤油
ごま油   各適量

①新たまねぎはなるべくうすくスライスしてボールに入れ、ひとつまみの塩で軽くもんで30分おく。
②軽く水気を切り、白すりごま、かつおぶし、醤油とごま油少々を加えて満遍なく和える。

 切って和えるだけで、こんなにおいしいなんて!と感動するオニオンスライスです。ポイントは、すりごまとごま油。辛みがさらにマイルドになりますよ。これは、お父さんのビールのおつまみにも喜ばれるはずです。


著者|江口 恵子

江口 恵子 フードスタイリスト・料理家。心も体も健やかな気持ちのいい暮らしは、日々のごはんからはじまる。そんな想いから、おいしさと作りやすさを追求したレシピで料理教室のレッスンを行っている。雑誌やWEB、広告でのレシピ提案やスタイリング、企業やメーカーのレシピ開発などにも携わる。著書に『作って伝える郷土ほっこりおやつ』(赤ちゃんとママ社)『子どもと一緒に季節の食しごと』(マイナビ出版)ほか。

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