【年末年始雪国スクール2024】ウッキー/臼杵允彦⛄わいわい雪遊び王国

【年末年始雪国スクール2024】ウッキー/臼杵允彦⛄わいわい雪遊び王国

2024年度の年末年始 花まる雪国スクール、現場からのレポートをお届けします!
今回は、「わいわい雪遊び王国」(2泊3日)のコースを引率した「ウッキー」のレポートです。

 

❄わいわい雪遊び王国❄


雪国スクールに向けてのご準備、そして、子どもたちの背中を押して送り出してくださったこと、本当にありがとうございました。


2泊3日、子どもたちに一貫して伝え続けたことがあります。それは、「心を向けて話を聞く」こと。話を聞く際、何かをしながらやほかのことを考えながらでは、大事なことを取りこぼしてしまいます。子どもたちには大事な場面で大切なことをきちんとつかめる人になってほしい。その思いで目標に掲げました。子どもたちの聞く姿勢はとても素敵で、複数の宿で集まって遊ぶときにほかの宿のリーダーから褒められたほどでした。話を聞く土台があるからこそ、子どもたちは仲間との濃い2泊3日を過ごすことができたのだと思います。


花まる学習会の野外体験は「スクール」です。テレビもゲームもありません。仲間とともに全力で雪遊びをし、一緒にごはんを食べ、お楽しみ会の練習をしたり本番に臨んだり、文字通り寝食をともにして過ごしました。帰りのバスでは、「またこのメンバーで行きたい」という声が聞こえてくるほど、初めて会った仲間たちと深い絆で結ばれました。


雪遊びでは、子どもたちの背丈ほどの高さに積もった雪が子どもたちを待っていました。誰も足を踏み入れていない、ふかふかの雪へ「せーの!」でダイブするところからのスタート。雪のなかを泳ぐように進みなら、雪遊び場を作っていきました。深い雪に足がはまってしまったときには、「はまりました!」と大きな声で伝え、誰かが来るまで決して動かないという雪遊びの掟があります。「はまりました!」という声が聞こえると颯爽と駆けつける子に、笑顔で「ありがとう」と言う子。みんなで協力して雪遊びを安全に楽しみ尽くしました。


雪遊び中には、雪が降り続き、「冷たい」「寒い」という弱音が聞こえてきても不思議ではない状況もありました。私の心配をよそに、子どもたちはずっと没頭状態。チームで力を合わせて雪像作品を作ったり、大きなかまくらを作り上げたり、子どもたちだけで2レーンのスライダーを整備して多くの仲間と一緒に楽しんだり、思いっきり雪合戦をしたりと、夢中で楽しみ尽くしていました。


夜の活動「お楽しみ会」では、各班の発表で笑いがたくさん起こり、最後のリーダーたちが披露した出し物も大盛り上がりでした。宿のごはんもおいしく「苦手なものが好きになった!」という子もいたほどです。


笑顔の花がたくさん咲いた2泊3日。帰りのバスでは、「もう1泊したい」という声が聞こえてきました。このメンバーで行けるのは、この1回だけ。まさに一期一会ですが、はじめましての子どもたち同士で深い絆をつくりあげたみんななら、きっとこれから出会う子とも仲間になっていけることと思います。これからもたくさんの仲間やリーダーと出会って、さまざまな経験を肥やしにしていってほしいです。


改めまして、2泊3日、本当にありがとうございました。また野外体験の現場でお会いできることを楽しみにしています。



2024年 冬
花まる学習会
ウッキー/臼杵允彦

 

 

 

臼杵允彦(うすきまさひこ)/ウッキー

花まる学習会(東京西ブロック)

 

写真館 

<わいわい雪遊び王国>

 

🌳花まる野外体験公式サイト
https://hanamaruyagai.jp/

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