2022年12月に開催した花まる雪国スクール・冬の外遊び王国、現場からのレポートをお届けします!
今回は、「花まるスキー王国」のコースを引率した「ターナー」のレポートです。
2泊3日、子どもたちと過ごしたまとめをお伝えいたします。
1日目
生まれて初めてのスキーだった子も多かったと思います。まずはスキーブーツの履き方、スキー板へのはめ方と、ブレーキについて学びました。行きのバスのなかから子どもたちのワクワクを感じていて、それはスキーブーツにビンディングがはまるだけで「おー!」と歓声が上がったことが象徴していました。そこからは、ひたすらハの字の練習を行います。初日は言うことをきかないスキー板に苦戦している姿がありました。しかし、回を重ねるごとに姿勢が安定しいき、成長を見せていた子どもたち。リーダーからのアドバイスを実践するために体と頭を使って練習を行いました。
夜の活動で、改めてスキーレッスンをおこない、足の形を再確認。一度体験したからこそ、より理解が深まったようでした。
2日目
二日目はさらに成長が著しい子どもたちでした。ブレーキができるようになると、一つ上の級へ上がった目印として紫色のビブスを着ることができます。紫ビブスを着ることが子どもたちの目標でした。ハの字でブレーキができると級が上がります。昇級できるとわかった瞬間、「やったー」とガッツポーズをしている子も。それだけ頑張って練習に臨んでいたのだなと、見ているこちらまで嬉しくなる瞬間でした。全員が紫ビブスに進めたわけではありませんでしたが、間違いなくスキーのレベルが上がりました。
3日目
すっかり子どもたち同士仲良くなり、笑い声の絶えない班ばかりでした。最終日には作文を書くのですが、スキーのレッスンでリーダーから聞いたアドバイスや自分で考えたポイントなどを書き込んでいる子が多くいました。なかには「今度、お父さんとお母さんにスキーを教えてあげたいです」と書かれているものもありました。ぜひ、ご家族みなさまでスキーを楽しんでくださいね。
今回、白いコテージ(宿)に宿泊した子どもたちは「はじめてスキー」というコースでした。初めて体験することに戸惑いもあったかもしれませんが、だからこそ達成感を感じる場面が多数あったと思います。スキーは生涯スポーツと言われています。今後の成長のなかでもスキーというものにかかわってもらいたいと思いますし、今回感じた成功体験をさまざまな場面で活かしていってもらえたらと思います。
2泊3日、ありがとうございました!
2022年 冬
花まる学習会
ターナー/棚橋修一
棚橋修一(たなはししゅういち)/ターナー
花まる学習会(神奈川県北ブロック)
写真館
<花まるスキー王国>