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【今回のお悩み】
受験に向けて、少しずつ学力を向上させたいです。低学年の時期にできることは…?
現在、小学1年生の娘がいます。中学受験を希望していますが、受験までの時間を有効活用しながら、ゆっくりペースで学力を向上させたいと思っています。
低学年の時期には、どのようなことに取り組むと良いでしょうか?
自ら学ぶ姿勢を育てるために、「実体験を中心とした学び」を取り入れるのがおすすめ。
中学受験には特別な勉強が必要です。多くの進学塾では、小学4年生から受験へ向けた本格的カリキュラムがスタートします。しかし、長年中学受験の指導をしてきて、有意義な中学受験は、低学年での学び方に秘訣があるように感じています。
では、低学年での学びで意識すべきことは何か?一言で言うと、「実体験を中心とした学び」だと思います。たとえば、
●辞書を引いて、言葉を調べ、実際に使ってみる
●理科実験で五感を使って学ぶ(正解より、どうしてそうなるんだろう?が大切)
●立体図形を作ってみる、平面図形を切ってみる(ハサミを使う)
●公式で解ける問題でも、公式を使わずに解いてみる
●植物を育てる(観察)、外で見つけた植物を図鑑で調べる
●家族で一緒に地図を見ながら旅行する
上記のことは、大人視点で見ると「もっと効率的にできるでしょ!」と、手間がかかるように感じられることです。
しかし、語彙を増やすことや、何でそうなるんだろう?という好奇心を大切にすること、詰め込みではなく活用できる知識を習得すること…これらは、高学年以降の学びにあたり、非常に重要な土台になります。特に中学受験では、幅広い知識と発想が求められます。このような土台があれば、自ら学ぶ姿勢で受験勉強に取り組むことができますが、逆に、このような土台がなければ、やらされる受験勉強になってしまい、勉強が嫌いになってしまうこともあります。
ぜひ、ご家族みなさまで「実体験を中心とした学び」を実践してみてください。
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受験に合格することが、人生のゴールではありません。 考えなければならないのは、進学先で幸せになり、「自立した魅力的な大人」になること。スクールFCでは、受験カリキュラムに取り組みながら、 将来に渡って大切な、一生ものの財産を伝えます。