【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.16 算数の力を伸ばすためにできることは?(小3)

【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.16 算数の力を伸ばすためにできることは?(小3)

「FCコンシェルジュのお悩み相談」では、スクールFCが誇る経験豊かな講師陣が、お子さまの進路や勉強の悩みにズバリおこたえします!

【今回のお悩み】
算数の力を伸ばすためにできることは?

  

中学受験では算数の習熟度が合否に大きく影響すると思いますが、現在小学3年生の娘は算数が得意ではありません。算数の力を伸ばすために、いましておいた方がよいことはどんなことでしょうか?

まずはお子さんとのコミュニケーションを第一に考えましょう。計算ドリルを一緒に解いて、大人の「計算工夫力」を見せてあげることも効果的です。

 

いまはまだ、算数の難問に取り組んだり、先取りを急いだりする時期ではございません。お子さんが学校の算数の宿題をいやがる、成績表の評価が芳しくないという状態でしたら、楽しく取り組むところから始めましょう。これから十分に時間があります。

受験算数は、計算一つとっても「工夫力」を身につけることが重要ですし、「特殊算」「図形」「数の性質」などの分野では第三者のサポートが不可欠で、常に「発見」と「興味」によって脳を刺激する、子どもたちが本来大好きな遊びに極めて近いものです。いまの時期に実践していただきたいことは、お子さんが何でも話せるようなコミュニケーションを第一に考えながら鍛えていくことです。孤独のなかでの闘いは苦しいもの。受験勉強が具体化する5年生の段階で、親子の会話がふんだんにあることが目標です。

具体的には、「数のハンドリング」が上手になるようサポートしてあげましょう。教え込むのではなく、一緒に数を楽しむのがポイントです。たとえば、宿題の計算ドリルを一緒に解いてみてはどうでしょうか。 このとき、親御さんが“本気で勝ちにいく”ことが大切です。大人の計算工夫力を見せてあげるのです。容赦はいりません。親御さんのほうが美しく解けたなら「イエーイ!」と喜んでください。小学3~4年生頃までは、お子さんが「ママずるーい」「パパひどーい」などと言いながらも本気で「遊べる」雰囲気が最適です。「負けてあげる」ことは何の楽しみも生みません。本気で付き合ってあげてくださいね。本気の勝負で鍛えていくと、5年生になる頃には親御さんが負けはじめるかもしれません(笑)。

 

  


花まるグループの進学塾部門 スクールFC
〜親子が笑顔になれる”幸せな受験”を実現〜
・…∴∵小1〜中3 中学受験・高校受験・思考力育成・…∴∵
https://www.schoolfc.jp/

受験に合格することが、人生のゴールではありません。 考えなければならないのは、進学先で幸せになり、「自立した魅力的な大人」になること。スクールFCでは、受験カリキュラムに取り組みながら、 将来に渡って大切な、一生ものの財産を伝えます。

FCコンシェルジュのお悩み相談カテゴリの最新記事