【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.4 受験勉強にどこまで口出しすべきでしょうか…?

【FCコンシェルジュのお悩み相談】vol.4 受験勉強にどこまで口出しすべきでしょうか…?

「FCコンシェルジュのお悩み相談」では、スクールFCが誇る経験豊かな講師陣が、お子さまの進路や勉強の悩みにズバリおこたえします!

【今回のお悩み】受験勉強にどこまで口出しすべきでしょうか…?

 

最終的には当事者意識を持ち、自分自身で受験勉強できるようになってもらいたいのですが、親がスケジュールや課題内容の確認をしないと適当にこなしてしまいます。いつまで、そしてどこまで親が口出すべきでしょうか。

当事者意識を育てるには、学習だけでなく生活全般のなかで、『何事も自分が主体になってやらないとおもしろくない』といった価値観を親が持ち、家庭の雰囲気として持つことが大切です。

子どもは好きなことや興味のあることには集中、没頭します。当事者意識が働きます。教科にもそれぞれおもしろさがあります。嫌いとか苦手とか決めつけたり、口に出したりしないことです。

また、切羽詰まって行き詰って『自分で何とかするしかない』と気づいて初めて、自分事になります。途中で手を出したくなりますが、本人に経験させること、失敗させることも大切です。試行錯誤が学習の基本です。いろいろ試す経験を奪わないことです。

聞き上手になることも子どもの当事者意識を引き出します。嫌味でもなく、強制でもなく「あなたはどうするの?どうしたいの?」と問いかけ、子どもが自分に素直に向きあって、自分の言葉として発する機会を増やしましょう。このような日常の会話のキャッチボールが意識をつくっていきます。

中学受験をする場合は、『なぜ中学受験をするのか』といった目標や目的をしっかり持たせ、自分の将来像を描くことで、学習はより自分事になります。

課題内容の確認を親がするかどうかですが、やり方がわからないときは、課題の進捗状況の確認はやってあげた方がいいでしょう。決まった時間に何をやるかを、習慣にすることです。時間管理も最初は一緒にやり、やり方や進め方がわかったら、課題の内容チェックは塾の先生に任せるなど、塾の先生と話し合って、役割分担をされるといいと思います。親も先生も同じことを言っていることが大切です。

 

  


花まるグループの進学塾部門 スクールFC
〜親子が笑顔になれる”幸せな受験”を実現〜
・…∴∵小1〜中3 中学受験・高校受験・思考力育成・…∴∵
https://www.schoolfc.jp/

受験に合格することが、人生のゴールではありません。 考えなければならないのは、進学先で幸せになり、「自立した魅力的な大人」になること。スクールFCでは、受験カリキュラムに取り組みながら、 将来に渡って大切な、一生ものの財産を伝えます。

FCコンシェルジュのお悩み相談カテゴリの最新記事