今どうしてる?卒業生物語 【No.8】木原稜涼さん

今どうしてる?卒業生物語 【No.8】木原稜涼さん

花まる学習会・スクールFC卒業生のその後に迫る新企画!
第8弾は、 思考力を飛躍的に伸ばした 、伝説の卒業生にオンラインインタビュー!

ようこそ先輩!  木原稜涼さん
【花まるアルゴ】南浦和教室(小学1~2年生)
       *担当教室長:鈴木和明・中山翔太 ほか
【花まる学習会】南浦和教室・新松戸教室(小学3~4年生)
       *担当教室長:小野寺香織・相澤めぐみ・棚橋修一
【スクールFC】南浦和校・お茶の水校(小学4~6年生)
        特算・スーパー算数
【進路】麻布中学校→麻布高等学校→東京大学



高濱 花まるもアルゴも、FCにも通っていたよね。
木原 はい、アルゴから始めて、花まる・FCも。
高濱 印象に残っている教材・教具はありますか?
木原 花まるだと、なぞぺーです。
高濱 やっぱり。なぞぺー好き派だったんだね。
木原 はい。アルゴだと、ナンバーリンクとか。
高濱 これだよな。ナンバーリンクはまさに私が始めたんです。論理思考が鍛えられるんだけど、稜涼はパパパパッと瞬時に、すごいスピードでやっていたよね。やっぱりナンバーリンクにいくところが、筋がいい。図形系とかも得意だった?
木原 花まるでキューブキューブ、アルゴでIキューブ(アイキューブ)をやっていたので、苦ではありませんでした。
高濱 さっと終わる感じね。
木原 そうですね。

■野外体験の思い出
高濱 サマースクールや雪国スクールにも参加していた?
木原 一番心に残っているのは、3年生くらいで宮古島に行ったとき。めちゃくちゃ怒られたんですよね、高濱先生に。
高濱 みんな「高濱先生に怒られた」って言うんだよね(笑)すごい怒りおやじみたい。
木原 たしか僕が班の中で一番下の学年で、班のメンバーがいじられていたことについて班全員が呼び出されて怒られた、みたいな…。
高濱 いじめじゃないかって?
木原 そのときは正直よくわかっていなくて。
高濱 はははは(笑)「なんか怒られてるな」って?
木原 楽しかった思い出もいっぱいあります。
高濱 秘密基地作りとか川遊びとか?
木原 はい。あとは、そばを作ったことも。
高濱 自分で作るそばがうまいんだよな。作るところからやるからおもしろいんだよ。

■花まるグループで培った学習観
高濱 花まる・アルゴ・FC生活のエピソードで覚えていることはありますか?
木原 FCの特算かスー算(スーパー算数)のクラスで、川島先生に教わりました。僕が「こうやって解きました」って言うと、川島先生が「独自な視点がいいね。ユニークだね」って驚いてくれるのが嬉しくて、普通じゃない解き方を考えるようになりました。
高濱 オリジナル解をね。リアクションっていうのは、先生の重要な仕事なんだよ。本気じゃないとやれない。
木原 アルゴでは、ほかにやるべきプリントがあるのに「今日のナンバーリンクは?」みたいな感じで、中身の問題をチラッと見てレベルを確かめていました。
高濱 はははは(笑)早くやりたいから。推奨はできないけれど、それをやっちゃうようなやつは伸びるよね。あと、難しい系の問題を出すとカンって集中モードに入るんだよ。そういうほうが好きだったでしょ?
木原 はい。
高濱 誰も解けないような問題だと、周りの声も聞こえない状態になるんだよね。伸びる子の特徴。やっぱり考えるのが好きなんだよね。
木原 それはいまも同じかもしれないですね。大学受験対策って、考えるよりもこなさなきゃいけない問題が多くて。
高濱 出るパターンを覚えましょう、みたいな。
木原 でも僕は自分で考えて解きたくて、結局その問題に一日使っちゃうこともありました。周りには「暗記すればいい」って言う人が結構いたけれど、「自分でやりたい」という気持ちがずっとありました。
高濱 なんとか自分で考えつくからおもしろいんだもんね。

高濱 花まるの授業で役に立ったことはありますか?
木原 作文です。定期的にある程度の長さの文章を書く経験はなかなかできないと思います。書いたらちゃんと見てもらえて、先生からコメントをもらえて、コミュニケーションにもなっていて…。当時は書きたくないと思うこともあったと思うんですけど、役に立ったと思います。
高濱 自分の言葉を持つ、ということだね。さすがだよ。

■両親の姿勢
高濱 お母さんはどんな人ですか?
木原 心に残ってる言葉とかエピソードとかはあまり…勉強面で言われたこともほとんどなくて。そういう意味では、あんまりかかわってこなかった感じがしています。
高濱 おもしろいね。お母さんが稜涼を花まるに連れてきたけれど、「行くんだ、ふーん」で、すっと入れちゃったから、お母さんと言い合ったりした経験がないんだね。
木原 FCに入ってからも、受験に関しては、ほぼ何も言われなかったです。
高濱 中学受験であれだけ言われないのはめずらしいよね。そこが、俺はすごいと思うんだよ、あの母ちゃん。ついつい口出ししたくなるものだから。アルゴを選んだときは「アルゴクラブに入れたいと思ってるんですど」っておまえの教育についてすごく意欲的だったんだよ、赤ちゃんを抱っこしながら来てさ。
木原 そうですよね。
高濱 ちなみに、弟はかわいがっていますか?
木原 ふたりなので一番下っていうのもあれなんですけど、年が離れてて…
高濱 一人っ子、一人っ子という感じか。
木原 はい。弟は、僕から見てもかなり甘やかされていました(笑)
高濱 はははは(笑)
木原 タイプが全然違います。
高濱 お父さんは、どういう人ですか?俺、絵に描けるけど(笑)
木原 父は温厚です。あまり怒ったりしなくて…。父からも、ガミガミ言われたことはほとんどありません。
高濱 「何も言われなかった」というのは、伸びる子の一大特徴ですから。特にひとりっ子で男の子だと、だいたい口出ししすぎるものだから、本当にすごいよ。

■部活動で磨いた“討論力”
高濱 中学校で、部活はやってたの?
木原 討論部でした。
高濱 討論部!?ほほー。
木原 ディベートとディスカッションみたいなのをやるんですけど…。
高濱 中学から始めたの?
木原 はい。討論部って、一応形式みたいなものがあって、そんなにしゃべることがなくてもできるんです。
高濱 ワー!って言うよりは、論理的に言えたほうが勝ちなの?
木原 はい。
高濱 論破しなきゃいけないんだ。
木原 そうですね。だいたい社会問題系とか政治系の…たとえば「死刑廃止」っていうテーマがあって、廃止派か、いまの死刑のほうがよい派でわかれます。廃止する場合だったら、「終身刑を最高刑にする」とかいろいろ代案を出して…
高濱 代案も言わないといけないんだ。
木原 いまの死刑のほうがいい派と、1回ずつ意見を言っていく、という感じです。
高濱 それで、判定する人がいるんだ。
木原 ジャッジの係も毎回つくって、点数もつけます。ちゃんとした大会だと、有効性とか現状の問題の固有性とかいろいろ評価項目があるんですけど、僕らは大会とかにはあまり出ていなかったので、理念や何を実現したいのかでも評価したり、現状分析がちゃんとできてるかをみたり…。
高濱 なるほど。すでに事実として語られていることはだめなのね。
木原 はい。
高濱 花まるで毎回書いていた作文も、ディベート部に行くことにつながっているかもしれないね。
木原 そうですね。

高濱 ちなみに、将来はどっちに進もうと思ってるの?
木原 全然決まってなくて…。いまは理系で学んでいますが、それこそ討論部だったこともあって、法・政治系にも興味があります。超苦手っていうこともあまりないし、めちゃくちゃ得意っていうこともあまりなくて、フラフラしている感じです。
高濱 そういう時期があっていいよ。これから見定めていかないとね。
木原 はい。

高濱 稜涼がもともとそうだったんだけれど、理想的な成長を見せてくれたよね。花まるとアルゴとFCで、すくすくと伸びたって感じ。これからも楽しみだ。頑張ってね!
木原 はい!ありがとうございます。

 

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