【ＦＣコンシェルジュのお悩み相談】vol.1 「無理しなくてよい」と言う夫。それでいいの？

あくまでも受験は本人次第で、子どもは子どもらしく過ごしてもらいたい、それがお父さまのお気持ちなのでしょうね。

お母さまはできるだけの努力をしてもらい、そのサポートをしてあげたいという「後悔のない受験」をお考えだと受け止めました。

一見すると温度差があるようですが、実は根底の部分で共通しているものがあると思います。中学からの生活を充実したものにしてもらいたい、努力の結果を自信につなげてほしいということではないでしょうか。

そうであるならば、ここから先はますます「第三者」である塾担当者との連携が重要になります。親の迷いは子どもには不安に映ります。「信じているから応援する」というスタンスを明確に示してあげることが親御さんの役割です。今まさにお子さんが「努力」をしているならば、その歩みを見守ってあげてください。子どもですからここで歩みを止めてしまうと、急速に意欲も伸びも失われてしまいます。

単に偏差値に頼るご家庭でないことは伝わってきます。しかし、中学受験という、子どもの受験に不安はつきものです。その不安はお子さんを見ている担当者に何度でもぶつけてください。力を合わせてお子さんのために考えましょう。進みたい中学の魅力を改めて見つめ直し、「行きたい」「行かせたい」という想いをご家庭に刻んでください。

最後になりますが、「今」の偏差値ですべてが決まるものではありません。 目線を少し「上」に据えることも受験成功の秘訣です 。

ご相談をありがとうございました。