年中クラスの特別授業。テーマは新聞紙。
「普段は読むものだけど、今日はこれで遊ぶよ」とだけ伝えてスタート。
まずは、新聞の中にサイズの大きな数字を見つけてみよう。なぜか小さい数字を探している子がいた。
次は、紙飛行機を私が作り始めると、真似して作ろうとする子がクラスの半分ほど。
残りの子は自分流の飛行機を作ったり、丸めて剣にしたり、望遠鏡に見立ててみたり、バットとボールで野球をしてみたり、ミートボールの入ったお弁当を作ったり、船を作ったり、兜を作ったりしていた。
細くちぎってそれを重ねて巻いてのり巻きを作る子もいたし、はさみで切って亀の顔や魚を作る子もいた。
作ったものをみんなに紹介し、私も真似して作っていって、あっという間に終了の時間。
素材ひとつでいくらでも遊びを生み出すことができる。私たちの役割は、子どもの創造力を見つめ、共感し、周りに広げること。
~教室レポートより~
by Kazuaki Suzuki