【幸せな受験体験談】vol.38 「中学受験と息子の成長」|成蹊、佼成学園、東京電機大付属、明治学院中合格🌸Yさんのお母さま

【幸せな受験体験談】vol.38 「中学受験と息子の成長」|成蹊、佼成学園、東京電機大付属、明治学院中合格🌸Yさんのお母さま

受験勉強を通して自学の姿勢を身につけ、志望校合格はもちろんのこと、進学後も幸せになる「幸せな受験」を目指すスクールFCの卒業生にインタビュー!

今回は、成蹊、佼成学園、東京電機大付属、明治学院中に合格したYさんのお母さまの体験談をご紹介します。

 

息子は、小学3年生の4月から花まる学習会に通い、4年生の冬期講習からFCに移りました。まわりの子から、約1年遅れて受験勉強をスタートしました。

最初の頃は「まわりの子はわかっているのに自分だけわからない」「(息子にとっては)宿題の量が急に増えて終わらない」と、帰宅してから泣くこともありました。スクールFCはアットホームで、先生方が一人ひとりの生徒のことを理解しちゃんと見ていてくださる安心感があったので、焦る息子を見守ることができました。息子も花まるのときに見てくださっていた先生や同じテーブルだった子がFCにいることで安心して取り組めたようで、少しずつ慣れていきました。

息子が中学受験を通して学んだものの一つに「ともに戦う仲間」の大切さがあると思います。FCでできた友達と切磋琢磨しながら勉強に励んだ日々が何より息子を成長させてくれたと思います。

「あいつに負けないために、肩を並べるために頑張る」「あいつと同じ学校に行くために頑張る」―。息子の場合は、一人じゃないから頑張れたのだと思います。「塾の時間だよ!」ではなく、「〇〇先生に会いに行っておいで~」「〇〇くんに会いに行くんでしょ」と声かけしていた時期もありました。

FC授業最後の日、ポツリと一言、 「さみしいな…」と息子がつぶやきました。それほどに、息子にとってかけがえのない居場所になっていたように思います。「(できれば)勉強はしたくない」と言う息子が「塾に行くのは楽しい」と言うようになったのは、FCの先生方やともに切磋琢磨してくれた仲間たちのおかげです。

そんな息子でしたが、とにかく算数だけは大好きで、「自学室で余った時間は算数をやってきていいよ」と言うと「やったぁ~!」というほどでした。また、先生から第一志望校の過去問を解くGOサインが出たときは「今週、〇〇の過去問やれるんだ! 楽しみだな~」と、本当に嬉しそうな顔をしていたのがいまでも印象に残っています。

本番、2月1日。午前は第一志望校、午後は合格確率の高いと思われる学校を受けました。緊張する息子を送っていく電車のなかでは、今日この日を病気もケガもすることなく、志望校にチャレンジできるだけの力をつけて迎えられたことに、ほっとする気持ちと感謝でいっぱいでした。

朝、大好きな先生方とZoomでお話しさせていただき、これまた大好きな塾の仲間とそろって受験校の昇降口に入っていく姿をみて、みんなでこうやって通えたらなぁと願うばかりでした。

しかし、その日の夜の合格発表では、両校とも不合格。両校不合格の場合、本来であれば2日は別の学校を受ける予定でした。しかし息子の「(怖いけれど)明日も受けたい」という気持ちが痛いほど伝わってきたので、悩んだ末、後悔を残さないためにも2日目も第一志望校を受けることにしました。ここからが試練でした。

2月2日。前日の2校不合格は精神的ダメージが大きく、試験中に涙があふれそうになり、試験後は「算数の問題を解いててこんなに苦しいと思ったことない」と言いながら、人目もはばからず泣き出してしまうような状態でした。とにかく第二志望校受験までになんとかしなくては…と思い、息子の試験中に先生とZoomで翌日以降のことを相談させていただきました。その後、先生と息子がゆっくり話をする機会をつくり、そのなかで「2月3日がYにとってのスタートだ」と言われたことで気持ちが落ち着いたようでした。

2月3日。当初の予定では休みのつもりでしたが、先生からのアドバイスもあり、急遽受験をすることにしました。試験前は「怖いなぁ」と言いながら向かっていったのですが、1校目の合格をつかむことができました。その日はとにかくほっとしました。「合格」が、こんなにも気持ちを安定させるのか…ということを実感させられた瞬間でした。

そして、2月4日。気持ちが落ち着いて自信を取り戻し、第二志望の学校に挑み、無事合格をいただくことができました。息子としても、第一志望校に2回チャレンジしたことで、気持ちを切り替えることができたのだと思います。息子の精神面での成長を感じられた長い長い4日間でした。

勉強面で親がやっていたことは、5年生まではスケジュール管理のみでしたが、6年生からは漢字や社会の勉強をみたり、夏からは理社の解き直しを一緒にやったりしました。習慣にしてよかったことは、「音読」です。5年生の6月の面談で塾の先生におすすめいただき、朝、学校に行く前に取り組みました。過去問を解きはじめるとわかりますが、限られた時間で問題文をいかに速く正確に読み・理解できるかが重要です。この力を毎日の音読で鍛えることができました。

この受験を通して感じたことは、「子どもって大人が思っている以上に強いんだ」ということと、「知識が増えると興味の幅が広がり人生が豊かになるな」ということでした。FCの先生方に親子ともども支えられた日々でした。本当にありがとうございました。

最後に、息子へ。本当によく頑張った!


 


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