【3月雪国スクール2023】わいわい雪遊び王国⛄アロハ/吉岡直哉

⛄わいわい雪遊び王国🧣

雪国スクールへのご参加、誠にありがとうございました。2泊3日の雪国スクールが間もなく終わろうとしています。それぞれに挑戦があり、葛藤があり、成長がありました。そんな思い出の3日間を振り返ります。


集合場所から列車に乗り込んだ子どもたちは、緊張とワクワクが入り交じった様子。席に座ってソワソワしていましたが、電車が走り始めると空気は一転、会話がどんどん増えていきました。「ねぇ、かまくらを作ろうよ！」「いいね！　俺も作りたい！」列車から降りる頃には初めて会ったとは思えない様子で、これから始まる雪国での日々に思いを馳せていました。「挨拶をしっかりする」「思いやりをもって」「笑い（楽しさ）に変える」ことを目標に、宿へと向かいました。


■1日目の雪遊び
「雪合戦をしようよ！」「穴を掘りたいな」とわくわくが止まらない子どもたち。雪像コンテスト中に小雨が降り始めましたが、「雨のなかでやるのも楽しいじゃん！」と前向きです。子どもたちの熱気は冷めぬまま、雪だるまやかまくらなど、思い思いの作品を作り上げました。「私のチームで使うから、特大の雪を持っていくんだ！」と1年生の女の子が雪をかき集めていました。「自分」のためだけでなく、「チーム」のために。そんな優しい空間が広がっていました。子どもたちは、「早く明日が来ないかな。また遊びたいね！」と晴れ晴れした表情で宿に戻りました。


■2日目午前の雪遊び
2日目の午前中は、雪を素材に自由遊びを満喫。曇り空でしたが、子どもたちの心は晴れわたっていました。ハンモックのような椅子を作ったり、雪を掘って道を作ったりと、創造力は無限大です。宿に戻る時間になると、「もう1日増やしたい」「1週間の雪国スクールに行きたい！」「俺は10年でも！」と、もっともっと遊びたい気持ちがあふれました。


■2日目の午後の雪遊び
子どもたちの心を映すように晴れ間が見えてきました。自由遊びのほかにも、ソリやゴムチューブ、お尻すべり、的あてなどに挑戦。初日は片足が入る大きさの穴を作っていた子どもたちも、2日目の午後にはダイナミックに、大人がすっぽり入れるベッドやかまくらを作っていました。気づけば子どもたちは雪遊び名人になっていました。


最終日は、この3日間の気持ちを作文に。思い出を振り返りながら自分の気持ちを書いていきます。仲間と一緒に感じた楽しさだけでなく、ときには我慢や葛藤などもあったはず。そこで得た学びや経験をふくめ、子どもたちのありのままを受け止めてくださいますと幸いです。


「感謝」を感じて、「楽しく」過ごした３日間。いろいろな感情にふれたことでしょう。これからも子どもたちが人生をたくましく楽しみますように。またみなさまに会えることを心より楽しみにしています。


改めまして2泊3日、本当にありがとうございました。



2024年 春
花まる学習会　アロハ/吉岡直哉

花まる学習会（神奈川県北ブロック）