2023年度の花まるサマースクール、現場からのレポートをお届けします!
今回は、紀北町エリアで「川遊びの国 」のコースを引率した「プーさん」のレポートです。
■1日目
行きのバスで「魚をとりたい」と言っていた子どもたち。準備体操を終え、川に入って最初に飛び出した言葉は「気持ちいい!」でした。川に潜って、まずは魚を探します。「あ、いた!」「どこどこ??」「本当だ、魚がいた!」と大興奮。見つけはするもののなかなか捕まえられず、大苦戦。素手では魚の速さに追いつけず、悔しさを感じているようでしたが、「明日こそは絶対に魚を捕まえる!」「早く明日にならないかな」と次の挑戦を心待ちにしているようでした。
■2日目
午前中から川遊びをするため、銚子川へ出発。起きてからずっと川遊びのことを考えていた子どもたちは、バスから川が見えた瞬間に「川が見えた!」と叫びました。しばらく自由遊びをしたあとは、ついに飛び込みに挑戦。「楽しみなことは?」と聞くと「飛び込み!」と答えていた子どもたちも、実際に岩場に立つと「怖い…」と思わず心の声が漏れます。それでも果敢に挑戦するのが子どもたち。「3、2、1!」の合図で一人ずつ次々に飛び込んでいきます。飛び込む勇気が出ない子に「がんばれ!」「絶対に飛べるよ!」「飛んだら楽しいよ」と声をかける優しさに感動しました。
昼食を食べ、午後は自由遊び。暑さが増したせいか、水かけ合戦が大盛り上がり。これでもかというくらい、お互いの体に水をかけ合いました。最後まで人気だったのは魚とり。網を貸し出すと、「捕まえた!」「もう4匹も捕まえたよ!」と昨日の結果が嘘のように次々と魚を捕まえました。あと2時間あっても「もっともっと」、たとえ1日あったとしても「まだまだ」という言葉が出るくらい、川遊びに夢中になった二泊三日でした。
最終日の作文書きでは、お子さま自身が見たもの、感じたことを言葉にしてくれました。二泊三日どのような時間だったのか知ることができると思います。ぜひ、リーダーからお渡しした賞状と一緒にご覧ください。
2023年 夏
花まる学習会 プーさん/坂口徹
坂口徹(さかぐちとおる)/プーさん
花まる学習会(中京ブロック)
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https://hanamaruyagai.jp/