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【今回のお悩み】 低学年の漢字学習、どうすればいい…?
小学2年生の息子についてです。漢字学習はどのようにすれば良いでしょうか。学年配当漢字について、読めるけれど、書けないことが増えてきました。あさがお、サボテンなどをやる習慣はついていますが、もう少し学習時間を増やすべきではと悩んでいます。
漢字の定着には反復が必要。「忘れたら、また、やる」姿勢で、苦手にさせないことが大切。
読めない、書けない、忘れたとき、大人になっても漢字は調べます。漢字の学習は一生もの。漢字の学習の入口では、漢字や漢字の学習を嫌い、苦手にさせないことです。漢字には成り立ち、意味、部首などおもしろさがたくさんあります。親がおもしろいと思えば、子にも伝わります。調べること、辞書を繰ることを習慣にしたいですね。
最初は、一緒になって調べ、わかった喜びをともにしましょう。辞書を引いて意味で覚える。手で書いて覚える。正しい書き順で書いた、見やすい字は頭に入ります。音読して音で覚える、五感を使って記憶します。読書も当然、たくさんの漢字に出合います。辞書的な意味を知ることよりも、文脈で漢字の使い方を知る方が使える知識になります。
文を書くときは、「習った漢字は使おう」と子どもたちに話しています。漢字の定着には反復が必要です。時間も量も“たくさん”は禁物、短期集中です。時間がたてば忘れるもの、「忘れたら、また、やる」を当たり前のこととします。
目標を持つこともお勧めです。「花漢」 (花まる漢字テスト) 、漢検などに挑戦するとモチベーションが保てます。受験の年齢になれば、受験用の漢字テキストがあります。
網羅力が重要です。〇×を付けて繰り返します。漢字の習得は努力に比例します。そして、忘れるからどうすればいいか、どうしたら覚えられるか考えさせることも大切です。何回書けば覚えるのか、忘れたらどうするかなど自分の能力を見極めながら、学習の仕方を自分で作っていきます。そうすれば、漢字の学習は生きる力になります。
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