2021年10月、花まる学習会代表 高濱正伸によるオンライン講演会「花まる野外体験完全解説」を開催しました。
今回は、約28年、のべ7万人の引率実績にもとづき、AI時代だからこそ必須となる子どもへのアプローチについて語りました。
「野外体験」は、子どもたちをメシが食える大人、魅力的な人に育てるために花まる学習会が大切にしている三本柱の一つ。 なぜ、野外体験を重視しているのか、自然のなかで遊びぬく経験でどんな力が育つのか、講演でお話しした内容の一部をご紹介します。
大自然では心が落ち着く
自然に入ることで心が落ち着き、リフレッシュできた経験のある方は多いでしょう。野外体験に参加する子どもたちも、ありのままの姿を見せ合い、ときには心の奥にしまっていた想いを伝え合いながら学びます。
おもしろくする力を育む
自然のなかで楽しむには、遊びを生み出したり、ルールを設定したりする必要があります。限られた条件のなかでどう楽しむか、頭をフル回転させながら遊びに没頭する――その経験をたっぷり積むことができるのが野外体験です。
逆境力を育む
自然は甘くありません。食料を調達する、火を起こして食事を作る、遊びを生み出す……すべてがうまくいくとは限りません。ときには不自由な経験をすることも。逆境に打ちひしがれるばかりでなく、文句を言うばかりでなく、乗り越える方法を考えて行動し、成功体験を積んでいく。そういった経験のなかで、逆境をも楽しんで乗り越える強い心を育みます。
思考力を育む
見えない本質を見る力、あきらめずにやりぬく力、発想力、創造力……。危険に対するアンテナを張りながら集中して遊ぶ、必要なものや使いたいものを自然にあるものを使って生み出す経験のなかで、子どもたちは頭をフル回転させて思考力を磨きます。
人間力を育む
地元の子どもたちとの交流や親以外の熱い大人たちとのかかわり、子どもたち同士の学び合いや憧れは、人間力を育みます。それは、その場での変化・成長だけではありません。「今年出会ったかっこいいお兄ちゃんのようになるために、来年は自分が頑張る」と翌年頼もしくなって野外体験に戻ってくる、そして更なる成長を遂げる、といったエピソードも珍しくありません。
これらにとどまらず、体力や手先の器用さ、反射神経、自然の厳しさ・偉大さに畏怖する気持ち、自然の美しさ・多様性の理解など、野外体験で鍛えられる力は多岐にわたります。
子どもたちをさまざまな角度から鍛え、成長させる花まるの野外体験。さらに詳しく知りたい方は、ぜひ講演会をご視聴ください。
＼子どもたちの成長事例が満載！／
YouTubeチャンネル「花まる子育てカレッジ」にて、アーカイブ動画を配信中！
見逃した方、改めて視聴したい方はぜひご覧ください♪
▼【期間限定】高濱正伸 「花まる野外体験完全解説」
https://youtu.be/wRneFw65ewI
（2021/10/5実施）
