【イベントレポート】Atelier for KIDs×Kant. WORK LOUNGE 「布でキャンドルホルダー」|ARTのとびら

【イベントレポート】Atelier for KIDs×Kant. WORK LOUNGE 「布でキャンドルホルダー」|ARTのとびら

六本木にあるワークラウンジKant.さんにご依頼いただいた、共同開催2回目となる「出張Atelier for KIDs」の活動記録です😉

創作に参加したい親子は、Calm Spaceでワークショップを行い、その間参加しない保護者の方は、Open Spaceで待つことも可能。という素敵な空間を堪能することもできる、新しいスタイルでの企画です。

 

 

今回も、親子での創作OK!「花まるおやこクラス」出身の創作大好きちびっこたちも、参加しました。

 

 

🎨いつも授業の最初に確認する「ARTのとびら きはん」

 

 

この3つの哲学を、まずはみんなで共有します。

すでに身についているベテランキッズが、手を挙げて発表もしてくれます。

今回のテーマも引き続き、Kant.さんの空間テーマでもある「アップサイクル」。

ジャムなどが入っていたガラス瓶を再利用して、世界に一つだけのキャンドルホルダーを制作するアート制作です。

 

 

もうひとつの素材として用意したのは、布ハギレ。ウガンダでの「光のアートプロジェクト」の際に持ち帰ってきた、鮮やかな色彩デザインのウガンダの布について、話をしている場面です👆

ほかにも、ヨーロッパの古い布をハギレにしたもの、日本のものは琉球はぎれなど、素材もデザインも違うさまざまな布をアップサイクルして使ってみます。

 

 

「どんな色を使おう?」
「これは透けている」
自分と対話しながら、使いたい素材を選びます。

どんなアイディアもじゆうにやってよい、ただし時間だけは気にしながらベストを尽くして制作してね、と、創作タイムがスタート。

 

 

子どもたちは、自分で使いたい素材、やりたいことがある場合はそれを優先しても良い。

自分が「どうしたいのか」「何を美しいと思うのか」、自己対話と自己決定を通して自分らしさを表現していくのがAtelier for KIDsです。

 

 

素材からインスピレーションを受けて手を動かしていく子もいれば、手を動かしていくうちに「あ、いいこと思いついた!」となる子も。

同じ素材を使っているのに、あふれ出るクリエイティビティは、多様性に満ちています。

「あ、それいいね」
「きれいだねえ」
感じたことを言葉にしあいながら…

 

 

大人も子どもも、1アーティスト同士、対等な立場で、それぞれに創作に没頭します。

透明なガラス瓶の表側に布をコラージュして貼っていくときには、中から光が放ってくることをイメージしながら、360度立体的に確かめながらデザインしていくことが求められます。

 

 

どの色合いにしていくのか、布を選びとる行為ですでに、自分だけの表現が始まっています。

「誰かの正解にそう」のではなく、「外からの評価に自分を合わせる」のでもなく、「自分が何を美しいと思うのか」に従って、自分との対話をし続けます。

 

 

さあ、いよいよ、鑑賞会です。

人のプレゼンを聴くときに大事なことを、まずはみんなで確認します。

上手か下手か、評価ではない、共感の時間。「いいな」と思ったところを、言葉にしていきます。

「〜みたい」思ったことは、言葉にして表現して良いのです。

作者の思いと、鑑賞する人の感じ方が違っても、大丈夫。

 

 

一人ひとりの作品にフィーチャーし、「鑑賞の言葉」をかけ合います。

作者の制作秘話を聴けることも。

子どもたちが一人ひとり自分と対話し、誰かの言う通りでもない、評価を気にして作るのではない、自分と向き合って制作した作品は、彼らにとって、自分の分身です。

それをまるごと認め合う時間。

 

 

「あなたは、あなたらしく、ありのままで素晴らしいんだよ」ということを、伝え合うことができる。

それが、アート(表現活動と鑑賞)の素晴らしさです。

みんな違って、みんないい。

ARTは、作品を通して、それぞれの良さを、認め合うことができるのです。

親子で参加された方は、お互いの作品を、アーティスト同士として対等に認め合う時間になったはずです。

「~しなさい」でも「〜してはダメ」でもない、質の高い対話の機会になっていたら嬉しいです。

  

 

最後はみんなで、「できた〜!」

ロウソクの明かりだけで絵本を読み聞かせる時間、音楽を聴いたりお風呂に入ったりする時間を、楽しめるといいですね。

おうちでも、思い思いの特別な、アートな時間と空間が生まれますように。

お家に帰ったら、キャンドルに火をともしたらどうなったのか、また教えてくださいね。

また一緒に創作しようね。

 

▽▼▽▼▽▼作品ギャラリー▽▼▽▼▽▼

(2023/7/8 実施)

 

▽▼保護者の方より▽▼

娘は1時間半やり切ったようで、「また行くよー‼︎ 楽しかったよー‼︎」と言っていました。帰宅して作品を見せてくれました。いただいてきた布は大好きなシルバニアファミリーの動物たちのお洋服にしようと試行錯誤していたのですがうまくできなかったようで、シルバニアファミリーの大人たちのお布団と枕を作っていました。そして夜になり、外が暗くなると…「お楽しみタイムだよー‼︎」と家族みんなに呼びかけてみんなでキャンドルナイトを楽しみました。野球少年の兄は妹が作ってきた綺麗なキャンドルホルダーから放たれるきれいな光を見て「ぼくも作りたいなー」と言ってきました。いつもいつも週末は兄と父は野球の練習へ行き、留守番組の娘、妹、母。まだ0歳の妹がいるので外出するのも娘が満足できるようなところには連れて行ってあげられずの日々でした。習い事も「アート教室に行きたい‼︎」とずっと言われていたのですが、私の妊娠出産に伴い送迎などが難しく長女にはずっと我慢してもらっていました。今日は念願叶ってRin先生のクラスに参加させていただき親子共々よかったなぁと心が温かくなりました。

初参加・1年生の保護者

素敵な時間をありがとうございました。家に帰って「夜はキャンドルナイトだ〜」と楽しみにしていました。そして、いよいよ日が暮れて…寝る前に蝋燭に火をつけました。蝋燭の穏やかな瞬き、蝋燭の光に映し出される布がとても鮮やかで美しかったです。息子は、床に視線を落として、綺麗だね〜と、横から眺めていました。一緒に参加して、私自身もとても楽しい時間となりました。りん先生の皆さんへの声かけも学びとなりました。時間もあり、作品紹介ではあまり詳しくお話しできませんでしたが…私の作品は、「世界旅行」をテーマに作ってみました。クルクルと回すと色々な世界の布が見られます。あえて、布のいろんな柄を少しでも楽しめるように、生地の目に対して斜めにカットしてみました。また柔らかい布は、その柔らかさがよくわかるようにすべての面を貼り付けずにリボンにしました。ラメも可愛かったのでその部分も見えるように。世界旅行するなかにも、うちわや波模様などを貼って自分のベースが「日本」であるというイメージで作ってみました。

グルグル迷路も丁寧に見ていただき、ありがとうございました。妹が生まれて、いろいろ我慢している部分が多いなか、自分の表現したことを親身に聞いてもらい認めてもらえたこと、とても嬉しかったと思います。また、私も詳しく息子の作品について話を聞けていなかったので、いろんな製作秘話を聞けて嬉しく思いました。今日は、美術館のイベントにて絵本作りをしてきましたが、早速試しに押したスタンプの紙にたくさん「迷路を作る!」と黙々と線を書き足していました。

親子で参加したことで、息子とゆっくり2人の時間が取れて、お互い色々交渉をしながら…楽しいARTの時間を過ごすことができました。また機会がありましたら、ぜひ参加したいです。ありがとうございました!

2回目・年長の保護者

ワークショップが終わってからすぐに「今日はRin先生に会えて良かった。また明日もやりたい!今度はパパも一緒にこようね!」と話してくれました。3歳と2歳でしたので、周りの方のお邪魔になるか心配でしたが、周りのお姉さん、お兄さん方に引っ張っていってもらい、終わった頃には一皮剥けたな!と思いました。


Rin先生がいろいろな国の布を持ってきてくださって、そのなかでもウガンダの布の説明をされてると、周りのお友達からウガンダの質問や電気が通ってない国もあるの?と質問が飛び交っており、アートから派生して色々な学びにつがっていくのだなぁと子どもたちのアンテナの高さに感心してしまいました。制作を始めると2人ともこれが好き!と思った布を持ってきて、切るのに苦戦しながらボンドで貼って心が動くままに制作を楽しんでいました。妹はボンドの質感に興味心身で、瓶に詰めたり、ボンドを塗って、拭くの繰り返し、それでも先生方に受けてもらい集中した時間を過ごしていました。制作鑑賞では一人ひとりの作品を鑑賞すると、作者の制作秘話を発表してくれたり、鑑賞している側は「〜みたい!」とたくさん見えたものを話してくれました。姉も周りを感じ取り「テープみたい!」「ポップコーンみたい!」互いの意見を尊重する話し方を学んでいました。妹は作品を「みてー!」とみんなに見せると「スノードームみたい!」と感想をもらい恥ずかしそうに嬉しさをいっぱい噛み締めていて、そんな姿を見ると私も胸がいっぱいの気持ちになりました。家に持ち帰った布でも制作をすると、お友達が教えてくれた制作秘話から参考に、透ける布をたくさん使ったり、布の絵柄を気にしながら「ここはこうやってカットして、ここはこうカット…」とひとり言を言いながら制作を完成させていました。子どもの観察力と吸収力、そして真似っこする力を改めて発見した回になりました。

3歳・2歳の保護者 (おやこクラス出身)

 


 

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「ARTのとびら」とは?

教育者でありアーティストである”Rinせんせい“こと井岡由実が主宰する、花まるグループの芸術部門。
2009年から継続している子ども向けワークショップAtelier for KIDsは、「作品を作る」こと、また「鑑賞する」ことを通して、子どもたちの持っている唯一無二の個性があらわれる環境を整え、それをまるごと認め合うクラス。

「ART×教育」をテーマに、教育者の視点でデザインしたレシピを用いて、アーティストのこころで、子どもたちの「非認知能力」を育成します。

子どもと関わる大人に向け、大人自身が自分と対話する時間を通して、自分らしい子育てや教育、生き方に向き合うことを目指すワークショップや講演も実施しています。
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