低学年クラスの精読教材「さくら」。
今日でさくらは『岡の家』(鈴木三重吉 作)を読み終えた。
読み終わったあとに、私が思わず「いい話だなぁ…」と言ったことがきっかけで子どもたちからも共感の声が上がった。
せっかくなので、どんなところがいい話だったかを話し合うことにした。
・男の子がいろいろなところに冒険していたのがおもしろかった。
・お父さんが時間をくれたことがよかった。
・男の子が金の窓の家を見に行ったけれど、実は自分の家も輝いていることを知れてよかったと思った。
これらはすべて子どもたちから出た考え。
さすがに最後の意見には私も驚いてしまった。
学校の道徳とは違うが、
物語1つからいろいろなことを読み取っている子どもたち。
自分自身でその物語の裏を想像することにつながっているのかもしれない。
あぁ、おもしろいなぁ。
もっと授業を深めていきたい。
~教室レポートより~
by Shiori Fujieda