【教室スケッチ】子どもたち同士での熱量の伝播

【教室スケッチ】子どもたち同士での熱量の伝播

集団授業だからこその“熱量の伝播”を感じる場面が多々ある。

アルゴクラブの5〜6年生コースで、チャレペー(思考力問題)の解説をする時間。
前回は「やってみたい!」と手を挙げたのは2人だったが、今回は8人が「やる!」と。
自分から「やりたい!」と思える前向きな意欲までもが伝播する。

Iキューブを使って“ミニホール”に挑戦する時間。
指定の大きさの穴をいくつ開けることができるかという課題に対して、
「おれは12個あける!」と宣言した子がいるかと思えば、
「じゃあおれは13個!」と張り合い出す子が出てくる。
目標を高く持ち、そこに向けて試行錯誤することができるのは仲間がいるからこそ。

アルゴゲームの時間。
「わかる!」という瞬間に「あ!」という嬉しそうな表情を見せる子がいる。
「あのカードがもうわかっちゃうもんね!」と。
それを聞いている周りの子も「あ!たしかに!」と思考のスイッチが入る。
1人で淡々と取り組むわけではないからこそ、他の子の考え方も自分のものにできることもある。

子どもたちの間で伝播していく熱量を大切にしたい。


〜教室レポートより〜

by Tatsuya Hadano 

花まる学習会アルゴクラブ

アルゴクラブは洗練された” 考えるあそび場 “として、
ゲームやパズルで競い合う中で、
夢中になれる時間と空間 、仲間とともに意欲的に考え抜く力、
人間関係を築く力を育みます。

HP https://www.hanamarugroup.jp/algo/

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