花まる学習会・スクールFC卒業生のその後に迫ります。
第31弾は、バーチャルリアリティの研究に力を注いでいる伝説の卒業生にインタビュー!
ようこそ先輩! 有川由祐さん
【花まる学習会】 南浦和教室(年中〜小3)
【スクールFC】南浦和校(小4~中3)
*担当教室長: 菅原忠、中林壮太、大中康弘、柿花尚吾 ほか
【進路】埼玉大学教育学部付属中学校→開成高等学校→東京大学
【現在】 大学院生(修士課程)

高濱 由祐はいま、大学院生なんだね。
有川 情報理工学系研究科の研究室で、バーチャルリアリティに関する研究をしています。
高濱 VRゴーグルを使うの?
有川 はい。たとえば技能訓練などの場で、VRゴーグルを活用し現場にいるのと同じような感覚で学ぶことで技能習得のスピードを高められないか、というような企業の新しい取り組みをサポートする研究が進んでいます。もう少しフェーズが進むと個人の使用にも広がっていきそうです。私自身はいま、VR体験が人にどのような影響を与えるかについて研究しています。
高濱 かっこいいな。
■花まるの思い出
高濱 低学年コースまで通っていた花まるのこと、覚えている?
有川 キューブキューブが印象深いです。
高濱 やっぱりキューブキューブなのか。
有川 なぞぺーも楽しかったです。サマースクールでさまざまな体験ができたことも、とてもよかったと思っています。低学年で川遊びのコースを、高学年で秘密基地作りのコースを選んだのを覚えています。
高濱 サマースクールにたくさん参加したなかで、印象に残っていることはある?
有川 滝を登って飛び込んだことです。当時は背が低いほうだったので、すごく高く感じました。魚つかみも思い出深いです。
高濱 おぉ~。勇気を出したね。その頃は小さかったか。いつ背が伸びたの?
有川 高校時代にものすごく伸びました。
高濱 俺も中学3年生から高校生くらいの時期がいちばん伸びたんだよなぁ。
■FCの思い出
有川 FCでは、勉強合宿が印象深いです。校舎ごとに競い合って、優勝目指して本気になれました。
高濱 大活躍したのでは?
有川 勝った気がします(笑) 個人成績も表彰いただき、そのときのトロフィーがいまも家にあります。
高濱 さすがだなぁ。
有川 家だと集中できなかったので、自学室に通っていました。
高濱 自学をめちゃくちゃ頑張った人ほど伸びるんだよな。
有川 自分で考え抜いて、答え合わせをして違っていたらまた考えるのが好きでした。中学生の頃まではどちらかというと数学が得意でしたが、そのおかげで論理的思考力が鍛えられて国語もできるようになったと思います。
高濱 数学はどうやって得意になったの?
有川 もともと折り紙や何かを組み立てることなど、手順を考えながら手を動かすことが好きでした。付録のおもちゃは説明書を見ないで組み立てたくて。あとはなぜか数字が好きで、円周率を100桁くらいまで覚えたりしていました。
高濱 すごいな。伸びる要素ばかりだね。
■お母さんのこと
高濱 お母さんはどんな人ですか?
有川 優しい人です。母からはたくさんの体験を与えてもらいました。旅行にたくさん連れて行ってもらいましたし、科学館など体験しながら遊べる近場の施設でもよく遊びました。
高濱 さまざまなことに没頭させてくれたんだね。
■これからのこと
高濱 由祐にとって花まる・FCとは?
有川 学校でもあり家でもあり……「第二の家」です。
高濱 嬉しいよ。これからどんなことをしたいの?
有川 最近は研究仲間と力を合わせてゲームを作ろうと試行錯誤しています。
高濱 作る側になってみると構造が見えておもしろいよな。いやぁ、何でもやれそうだね。
有川 やりたいことがいっぱいあります。
高濱 一緒になにかやれるのも楽しみだなぁ。期待して応援しています!
有川 ありがとうございます!