受験勉強を通して自学の姿勢を身につけ、志望校合格はもちろんのこと、進学後も幸せになる「幸せな受験」を目指すスクールFCの卒業生にインタビュー!
今回は、渋谷教育学園幕張中に合格したSさんの体験談をご紹介します。
僕は、花まる学習会に小学1年生の頃から通いはじめ、3年生まで続けました。4年生のときにFCオンラインが誕生し、そのおかげで当時父の転勤で静岡に住んでいた僕でも、東京での中学受験を視野に入れて勉強をはじめることができました。
通い始めてすぐの頃はiPadやPCの操作にあたふたしていましたが、すぐに慣れることができました。4年生の頃は特にわからない問題や理解できないことはなく進んでいきましたが、一度だけ授業中に体調を崩して説明を聞き逃し、わからなくなったことがありました。当時は質問をするのが苦手だったので、先生に聞くことができず悔し泣きをしてしまいました。
4年生の頃、一番楽しかったのは、毎学期行われた社会の「イチオシ都道府県」や「イチオシ歴史人物」という発表です。一週間くらいかけてスライドや文章の構成を練り、実際に声に出して発表する練習もしました。オンライン校の仲間の投票で順位が決まり、全3回、すべてで優勝することができたのはとてもうれしかったです。
5年生になると授業のレベルやスピードがどんどん上がっていきました。先生も変わり、テキストも刷新され、いわゆる「受験」の雰囲気が漂いはじめてきました。一番苦労したのは講習です。4年生の頃とは違い、講習で学んだことがその後の授業に大きく影響を与えるようになりました。この年の春期講習・夏期講習は、対面(校舎)での授業を選択しました。普段はオンラインで実際に会ったことのない同じ受験生たちと机を並べ、刺激を受けたいと考えたからです。そのときは、朝早くから家を出て夕方遅くに帰ってくる生活が続きました。この2回の対面講習を通して対面のよさを実感しましたが、同時に家で授業を受けることができるオンライン授業のよさも実感し、その後はオンラインで受講すると決めました。
6年生になると授業のほとんどが復習になりました。また、講習では受験を見据えて過去問を解くことが多くなりました。さらに毎週のように模試を受けるようになり、いよいよ志望校を意識するようになってきました。
志望校選びでは、受験日ごとに気になる学校を絞り、先生に教えてもらった通り、自分の偏差値をもとにチャレンジ校、実力相応校、安全校を意識して見るようにしました。また、学園祭などの学校行事や説明会にも足を運びました。しかし、それでも決まらなかったのが第一志望で、麻布と開成のどちらにするかとても悩みました。そのため模試では、志望校判定の第一志望欄に、開成と麻布を交互に書きました。
2学期に入ると、ついに志望校の過去問を解くようになりました。1月は毎日のように過去問を解き、解き直すことを繰り返しました。両親にも相談しながら1か月分の予定を立て、毎日計画的に解いていきました。
入試前日はいつもと同じ時間に起き、これまで解いた過去問の復習だけをして、普段通りの食事をして早めに寝るようにしました。1月12日の栄東A日程は、一会場で1500人ほどが受験する入試でした。とても小さな駅に多くの人が集まったことで、人がごった返していました。そのときは特に緊張せず、平常心で受けることができました。しかし、自宅から遠く、初めての受験であったため、帰ったときには疲れ果ててしまい、自学室で勉強することができませんでした。
1月22日は渋幕を受験しました。自宅から渋幕までは遠かったので、空が明るくなる前に出発しました。自分の平均偏差値より高いチャレンジ校の渋幕受験は緊張しました。しかし、先生からの受験応援(試験前にZoomで先生方と話をすることができました)でいただいた「Sがむずかしいと感じる問題は、まわりの受験生にとっても同じだよ」という言葉に勇気づけられました。
2月1日は麻布を受験することにしました。試験本番では、算数で最近では見ないような難問が出題され、その場で自信を失ってしまいました。合否発表は3日の午後だったため、2日の本郷、3日の浅野の受験は不安を抱えた状態でした。しかし、麻布が怪しかったぶん、どちらもしっかりと合格をつかみ取りたいという気持ちで試験に挑みました。特に、浅野は第二志望だったため、何としても受かりたいという強い気持ちがありました。
麻布の合否発表では、残念ながら合格者一覧のなかに自分の受験番号はありませんでした。それは、前から先生に言われていた「縁」が、今年、僕のもとにはなかったのだとも思いましたが、でも、その瞬間はやはり第一志望ということもあってとても悲しく、悔しかったです。浅野の合格発表では無事合格し、そのときは、とても安心し、肩の荷が下りた気分でした。
しかし、ここへきて、進学先を浅野にするか渋幕にするか迷い始めました。すぐに両親や先生と相談し、それまで「遠いから」という理由で行くつもりのなかった渋幕でしたが、渋幕に合格したことの価値を改めて考えました。先生からはこれまで渋幕に進学した先輩たちの話を聞いたりして、渋幕のよさを知り、最終的には自分で渋幕に進学することを選びました。両親も喜んでくれたので、結果的によかったと思っています。
この3年間、僕は一度も勉強がいやだと思ったり、苦しんだりしたことはありませんでした。なぜなら、勉強がとても楽しかったからです。楽しかったのは、FCの先生方の授業がおもしろかったからだと思います。僕は、FCの授業が本当に好きでした。
受験したことで僕は、友達と切磋琢磨しながら勉強する環境を手に入れることができました。進学先の渋幕で、同じく受験を乗り越えてきた仲間と出会い、6年間、互いに高め合っていくのが楽しみです。
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受験に合格することが、人生のゴールではありません。 考えなければならないのは、進学先で幸せになり、「自立した魅力的な大人」になること。スクールFCでは、受験カリキュラムに取り組みながら、 将来に渡って大切な、一生ものの財産を伝えます。