【3月雪国スクール2023】わいわい雪遊び王国⛄ピカソ/坂田翔

【3月雪国スクール2023】わいわい雪遊び王国⛄ピカソ/坂田翔

2024年3月に開催した花まる雪国スクール、現場からのレポートをお届けします!

今回は、「わいわい雪遊び王国」のコースを引率した「ピカソ」のレポートです。

 

⛄わいわい雪遊び王国🧣


2泊3日、子どもたちは滑らかに積もった綺麗な雪に囲まれて遊びきりました!

行きのバスで「雪で作りたいものがあるんだよ!」と意気込んでいた子どもたちは、関越トンネルを抜けて現れた深い雪に大興奮でした。雨の高速道路、長いトンネル、そのあとで急に視界に飛び込んできた真っ白な景色を見て、「うわあ! 真っ白で眩しいね!」「本当だ、キラキラしているね!」と、わくわくする会話がバスのなかに広がりました。初日の遊び場に足を踏みいれたときには、「え!? これ、全部使っていいの?」という声が上がりました。目の前にある雪はすべてが「遊び道具」。握っても、投げても、掘っても積んでも磨いてもいい。子どもたちのやりたいように形を変えられる雪は、彼らの想像の数だけ、遊びをもたらすのでした。2日目は1日中雪遊びをしましたが、それでも子どもたちの遊びが止まることはありませんでした。常に何かに心をときめかせているこの状態こそが、子どもたちが伸びている瞬間です。


宿では、一緒に遊んだ仲間たちとの共同生活。初めて会う友達、慣れない場所、そこには我慢や葛藤もあったでしょう。それでも、ともに時間を過ごし、認め合い、支え合いながら楽しさを共有するうちに心地よい場所に変わっていったようでした。食事のあとには、宿の方に「ごちそうさまでした! ごはん、おいしかったです!」と自分から挨拶する子が何人も続きました。もちろん、「お礼を言いなさい」と指示したわけではありません。心の底から自然と出てくる、本物の感謝の言葉でした。それを受け取った宿の方も顔をほころばせて喜んでくださっていました。人と人とのかかわりあい、なかでも「誰かに大切にしてもらった経験」が、子どもたちの心を育てます。


遊びでも生活でも、子どもたちにはたくさんの成長がありました。この成長にたどり着くまでには、ご家庭での準備から雨天の見送り、そして行程中の安全の祈りまで、保護者のみなさまには多くのお力をいただいたことと存じます。心より感謝申し上げます。


これからご家庭へ帰る子どもたちは、疲れて無口かもしれませんし、久々に会えた家族の姿にほっとして一層甘えん坊になるかもしれません。それでも、野外体験の生活で頑張り抜いたことは間違いありませんので、ぜひ明日以降にでも、お話を聞いてみていただければと思います。


また、花まるの野外体験でお会いできますように。 改めまして、本当にありがとうございました。



2024年 春
花まる学習会
ピカソ/坂田翔

 

 

🌳花まる野外体験公式サイト
https://hanamaruyagai.jp/

 

坂田翔(さかたしょう)/ピカソ

花まる学習会(東京東ブロック)

 

思い出写真館 

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