中学受験

【中学受験】どんな子が向いている? 受験向きの子どものタイプ

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中学受験を検討している親御さんに「うちの子、中学受験に向いていますかね…」とご相談を受けることがよくあります。

どんな子が中学受験に成功しやすいか、またそうでない場合はどうしたらいいのか、受験に向けての準備は「やってみないとわからない」からこそ、気になりますよね。

うちの子、中学受験に向いているのかしら?

中学受験には、向いているタイプと向いていないタイプとがあります。
それを決定するのは「学力があるかどうか」だけではありません。
「精神的に大人かどうか」が大きなカギを握っています。

中学受験に向いているタイプ

中学受験に圧倒的に向いているのは「早熟タイプ」です。
早熟タイプとは、
「悲しみを隠すために、あえて明るく振る舞った」
とか、
「好きな異性にわざとそっ気ない態度をとった」
といった、行動の裏側にある本音をきちんと汲み取れるような、精神的に発達している子。
このタイプが受験で圧倒的に有利なのは、入試問題でこれらのような「大人度」(おとなど)が問われるからです。

受験では、国語の長文問題はもとより、全教科において”大人の考え方”が必要とされます。
例えば算数では、採点者の意向に思いが至らず、答案用紙に答えだけをポンと書いてしまう子は大人度が足りません。
「これでは、キミの解き方が相手(採点者)に伝わらないよ」と説明したとしても、同じことを繰り返してしまうので、中学受験には太刀打ちできないのです。

ところが、この「大人度」は、一朝一夕に身に付くものではありません。
急に身長を伸ばそうと頭と足を引っ張っても伸びるはずがないのと一緒で、「うちの子は、幼いから成長させなくては」と焦ったところで、急な成長は望めません。
当然ですが、精神的な発達にも個人差があります。

精神的に幼い子に、中学受験に特有の「思考力を問う」ような問題を無理矢理渡すと、勉強嫌いになりかねません。

そこで、そのような時期におすすめしたいのが暗記モノ。
都道府県名や、花や虫の名前、漢字などの単語の暗記は何歳でも早すぎることはないので、楽しくできる限り、どんどん伸びるでしょう。

子どもの性格で見る中学受験の「向き」「不向き」

早熟タイプのような発達の面以外では、性格も大きく関係してきます。
向いているのは、一言で言えば、「勝ち気な子」です。
受験勉強では、日々何時間も机に向き合います。
それをやり抜くためには「分からないと気が済まないから、途中で投げ出さない」「負けたら悔しい」という強烈な思いが必要になります。

解けない問題を前にすると、
「僕、こういう問題、無理なんで」
と逃げ腰になったり、
「これ、割り算ですか?」
と文章題を読んだとたんに講師を頼ってきたりする子は、中学受験向きではないと言えます。

このような「逃げ腰タイプ」の子どもに親が頑張りなさいと気合いを入れる姿をよく見ますが、小学校も高学年になると親の気合いはなかなか効きにくいものです。
そのような場合は「外の師匠」を見つけることをおすすめします。

外の師匠とは、例えばサッカーや野球などの習い事のコーチ・監督や指導者。
中学受験を考えるなら、塾の先生も師匠になります。

中学受験に不向きな子の決断の時期は?

中学受験に向いているか否かは、小学4年生の段階ではまだまだ分かりません。

発達に関しては、幼さが抜けない子でも、5年生の後半から6年生で突然しっかりしてくるケースも多いので、4年生の時点での決断は早いと思います。

ただし、中学受験は発達の差が出やすいものです。
例えば、脳の発達から見ても、4、5、6月生まれが有利で、早生まれは不利な傾向があります。
4月生まれと3月生まれとでは約1年の開きがあるのですから仕方ありません。

中学受験から降りる=デメリットではない

ここまでお読みいただいて
「うちの子はちょっと無理かも……」
「でも、中学受験をやめてしまったらこれまでの受験勉強が無駄になるのでは?」
と思った方がいらっしゃるかもしれません。

また、これまで受験勉強を続けてきた子にとって「途中下車」は大きなショックになると思われがちです。
しかし、そうとも限りません。
例えば、花まるグループの進学部門スクールFCでは、頭もよく優秀な子が、幼さを理由に中学受験を降りた(塾のほうで親御さんに提案した)ことがありましたが、その子は落ち込むどころかケロリとしていました。

その理由は、ご両親が納得した上で、一家の大黒柱であるお父さんが
「お前のピークは中学受験より、高校受験でくるようだ。高校受験で頑張れ!」
と迷いなく伝えられていたからではないかと思います。

大好きな両親が、高校受験でいくぞと前向きに断言すれば、子どもも迷わず、そうしようと喜んで方向転換できます。
裏を返せば、親御さんが納得できないまま中学受験を断念させると、親の未練が子どもに伝わり、
「僕(私)がダメだからやめるんだ」
と、子どもに挫折感を与えてしまいます。

また、中学受験を途中でやめてしまうと、これまでの受験勉強が無駄になると思いがちですが、それまでに得た知識と学びの習慣は、その子にとってかけがえのない財産になっています。

知識量が多いから、公立中学に入っても上位をキープできるし、その流れで上位高校を受験する流れも作りやすい。
これは、中学受験用の勉強をしてこなかった子とは比較になりませんから、中学受験から降りるという選択肢はデメリットにはなりません。

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