花まるコラム

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【花まるコラム】『読書〝乾燥〟文』梅崎隆義 2021年2月

 今でこそ、教えるという仕事をしていますが、好きな勉強・嫌いな勉強というものはあります。学校の宿題でいえば「読書感想文」が一番嫌いなものでした。読書好きの姉は中学生の頃に書いた感想文が県レベルで賞を取った実績の持ち主だったこともあり、プレッ […]

【花まるコラム 】『上を向いて、下を向いて』山崎隆 2021年1月

 台風の季節が過ぎると、空が澄みわたります。高く、青く、宇宙まで広がる空を見ていると、それだけで胸の中も広がっていくようです。日に日に色を変えていく街路樹と、遠く透き通る空とのコントラストが目を楽しませてくれます。  そんな景色を見ていると […]

【花まるコラム 】『自分の心に触れる』柳澤隼人 2020年12月

 1時間半という時間をかけて、自分の心に向き合えるのが作文コンテストです。大人になってもそうですが、いったい自分とはなにか、なにを感じて、なにを考えているのかなんて、意外とわかっていないものです。きちんとその時間を取らないと見逃してしまう心 […]

【花まるコラム 】『たまごやきは人生の味』田中涼子 2020年11月

 子どもたちに、好きなお弁当のおかずランキングをたずねてみたことがあります。そのときのランキングは、「1位からあげ、2位たまごやき、3位うらないグラタン(冷凍食品)」でした。私もお弁当に入っていると、割とテンションがあがるおかずだったなぁと […]

【花まるコラム】 『わからない、は悪なのか』臼杵遥志 2020年10月

――「わからない」が言えない子教育の世界に飛び込んで、まず驚いたことは「わからない」が言えない子の多さです。たとえば、3年生のTくん。算数プリントを解き進めていると突然のフリーズ、固まってしまいます。頭の中で考えているのかと思いきや、横顔を […]

【花まるコラム】『泣き虫からヒーローへ』臼杵允彦 2020年7月

以前、東京ディズニーランドを楽しみ尽くして帰りに爆睡していた息子。来月でいよいよ5歳になります。「布団に置いても泣かなくなったのはいつからだろう?」「そういえば公園の小さいボルダリング、あと一歩で諦めていたのにもう登れるようになっていたな。 […]

【花まるコラム】『言葉のタンス』石橋修平 2020年6月

「これ、神社のにおいがする!」一人の男の子が叫びました。年長クラスで初めて 『パターンメーカー』 という木製の教具を扱ったときのことです。子どもたちは喜々としてカバンから新品のパターンメーカーを取り出しました。良質な木材でできているため、鼻 […]

【花まるコラム】『伝染する勇気』柳田有芽乃 2020年4月

「まなんだこと」かわあそびでとびこみをするのがあとちょっとだったおんなのこがないた。だからみんなでおうえんをした。ぼくたちがかえるときわかった。ああみえてもゆうきがあるんだな。そのときまなんだ、だれにもゆうきはあるんだな。 これは、サマース […]

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