お母さんの子育て日記

低学年|積極性を育むには?学校で自信をもって手をあげるために

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「ほら!手をあげて!!」
「なんてか細い声なんだ。聞こえないよ。もっと大きな声で!」
「あ~あ、もう3年生なのになんにも変わらないなぁ…」

授業参観で、教室の後ろから送られるお母さんの念力が通じるわけもなく、相変わらず消極的な3年生Kくん。
積極的に手を挙げて、イキイキと発表している他の子と比べると、おとなしいタイプの子は、お母さんの目になんとも頼りなく映りますよね。
なんとか積極性を身につけさせてあげたい。
でも、生まれもった性格もあるし、変わるのは無理なのでは…。

このように心配されていた子が、あるきっかけで大きく変わった例をご紹介します。

「すっげー!」で自信がめきめき育つ

花まる学習会が行っている野外体験でのお話です。
B君という天体好きの男の子がいました。
学校ではおとなしく、外遊びも苦手で、やさしいけれども押しが弱いタイプです。

野外体験できれいな星空を見上げている時、ひときわキラリと光る星を見つけた子どもが「先生―、あの星の名前なんていうの?」とたずねました。

とっさに名前が出てこなかった先生が考えていると、B君が、「アルクトゥルスですよ、先生」と、ぼそっとつぶやきました。

そのときです。

「おー!!」と子どもたちから心から感心したような、低い歓声が起きました。そして「すげー!!」の声。

このチャンスを逃す手はない、と思った先生が
「ちょっと、みんな、聞いて!B君は、先生も知らない星を教えてくれました。拍手!」
と言い、彼は拍手に包まれました。

それからB君のあだ名は「博士」に。
翌朝からはもう「博士、これはなんていうんですか?」と子どもたちがB君に寄ってきてはいろいろと質問をしてくる光景が見られました。

その後B君は、星が大好きだったというたったひとつの得意技ですっかり自信をつけ、性格まで変わっていきました。勉強も熱心に取り組むようになったのです。

みんなから「すっげー」と言われた。
その経験がB君の自信を育んだエピソードです。

得意技をつくってあげよう

小さい頃から穏やかで、ほとんどトラブルも無くすごしてきた。
その優しい性格はそのままでいいのです。
そこに「自信」が加われば、もっと積極的になって輝くことができる。
それには、大人から「やさしい子だね」と言われるよりも、子ども同士の「すっげー」の方が、より効果的です。
子どもは子どもの中で評価されると自信がつくのです。

お子さんに得意技はありますか?

それは、もしかしたらお母さんが「そんなことに夢中になるより勉強してよ」と思うようなことかもしれません。
今一度、お子さんが大好きで取り組んでいることに目をむけてみてください。「お母さんが興味を持ってくれた」と思うと、子どもはうれしくなって得意技に磨きをかけていきますよ。

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