【花まるサマースクール2024】もちょ/元吉遥子🌻森遊びの国

【花まるサマースクール2024】もちょ/元吉遥子🌻森遊びの国

2024年度の花まるサマースクール、現場からのレポートをお届けします!
今回は、「森遊びの国」のコースを引率した「もちょ」のレポートです。

 

🌳森遊びの国🌲

このたびは、サマースクール「森遊びの国」にご参加いただき、誠にありがとうございました!


初日は互いに距離感を探っていた子どもたちですが、3日間をともに過ごしたいまでは班全員の名前を覚え、強い絆で結ばれています。


1日目の午後に森に仕掛けた昆虫を捕まえるためのトラップは、班ごとにどこに仕掛けるか、虫をおびき寄せるための中身を何にするのかを考えました。自分たちで考え、意見がぶつかりながらも、昆虫をつかまえるという一つの同じ目標に向かって子どもたちの目はキラキラ輝いていました。


そしていよいよ2日目の森遊び。始まる前から「昆虫はいるかな? 仕掛けはどうなったかな?」とワクワクが止まりません。仕掛けたトラップを見てみると… そのままの状態で残っている班がほとんどでした。それでも子どもたちは、「もっとこうしたら良かったのかも! 次はあれを入れてみようよ!」と次に向かっています。


さらに森のなかで秘密基地を作ったり、落とし穴を作ったりし、あっという間に時間が過ぎていきました。木の組み方や葉っぱの置き方を工夫した秘密基地。木と木のバランスを考えたり、重さを調節したりして工夫を凝らしながら次々と完成させ、すてきな空間ができあがりました。落とし穴もただ掘るのではなく、草や木の枝を置き、落とし穴とはわからないような工夫が施されていました。


子どもたちは昆虫を探すのにも、スライダーを滑るのにも無我夢中になりました。とにかく目の前の遊びに一生懸命! 気づけばズボンも靴も真っ黒になり、たくさん遊んだ跡ができました!


木と草が広がる森のなかで、子どもたちのアイデアからいろんな遊びが生み出され、遊び終わった場には、最高の空間が出来上がりました!


捕まえた昆虫を自然に返すか持ち帰るかは、子どもたち自身がじっくり考えて決めました。自然に返すことにした子も、持ち帰って育てる決意をした子もいます。責任をもって育てるのに必要な環境や安全に持ち帰る工夫を考え抜いて出した答えです。


最終日は朝から「あっという間だった! またみんなと会いたい!」「次は〇〇コースに行きたい!」と早くも次の機会を楽しみにしている子どもたちでした。最後におこなった表彰式では、互いの頑張りに拍手を送り合う姿が。たくさん学んでたくさん楽しんだ3日間、身体も心も成長しました! また次のステージでお会いできるのを楽しみにしております。

改めまして、サマースクールにご参加くださり誠にありがとうございました!


2024年 夏
花まる学習会 もちょ/元吉遥子

 

 

元吉遥子(もとよしはるこ)/もちょ

花まる学習会(東京南ブロック)

 

🌳花まる野外体験公式サイト
https://hanamaruyagai.jp/

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