Atelier for KIDs@お茶の水Hanamaru Loungeの活動記録です😉
🎨いつも授業の最初に確認する「ARTのとびら きはん」
この3つの哲学は、もうみんなのこころに育ってきています。
(保護者の方々も、この環境を守るために大切な視点を学んでくださっています。ありがとうございます。)
2.うまくいかなくてもくじけない の場面で、
「くじける、ということはどういうこと?」と問いかけると、
「それは、せいさくの道がとちゅうでなくなる、っていうことだ」
「再創造すればいい」
…という言葉がつぎつぎと、ベテランの子どもたちの口から出てきました。
人生を生きていくうえでも大切な哲学ともいえる「ARTのとびら きはん」を確認し終えたら、今日のテーマである「うごく絵具」のテクニックと素材や道具をみんなで確認。
どんなアイディアもじゆうにやってよい、ただし時間だけは気にしながらベストを尽くして制作してね、と、創作タイムがスタート。
子どもたちは、自分で使いたい素材、やりたいことがある場合はそれを優先しても良い。
自分が「どうしたいのか」「何を美しいと思うのか」
自己対話と自己決定を通して、自分らしさを表現していくのがAtelier for KIDsです。
オンライン参加の子どもたちも、アイディアを形にしようと、没頭。
手を動かしていくうちに、「あ、いいこと思いついた!」となる子も。
同じ道具を使っているのに、あふれ出るクリエイティビティは、多様性に満ちています。
できた作品は、子どもたちの、今この瞬間の「関心」と「思考実験の過程」に満ちているのです。
「時間がきたらおしまいです」を理解している子どもたちは、時計をチェックしながら、ベストを尽くして走り抜きます。
さあ、いよいよ、鑑賞会。
「いいな」と思ったところを、言葉にしあう時間です。
仲間の作品の、おもしろいところ、好きなところを言葉にして共有しあいます。
子どもたちが一人ひとり自分と対話し、誰かの言う通りでもない、評価を気にして作るのではない、自分と向き合って制作した作品は、彼らにとって、自分の分身です。
それをまるごと認め合う時間。
「あなたは、あなたらしく、ありのままで素晴らしいんだよ」ということを、伝え合うことができる。
それが、アート(表現活動と鑑賞)の素晴らしさです。
みんな違って、みんないい。
ARTは、作品を通して、それぞれの良さを、認め合うことができるのです。
最後はみんなで、「できた〜!」
(2023/5/14 実施)
▽▼保護者の方より▽▼
しつけと題して「〇〇したらダメよ」と否定的な言葉を使いがちな日常に、すべてを肯定してくださる機会を与えてくださり感謝しています。親としても肯定的な声かけの大切さを学び、子どももとても満足そうな顔で定期的にお世話になり、私たち親子を支えてもらいたいと感じました。ステキな空間に親子でメロメロです!心が洗われます。ありがとうございました。
2年生の保護者
今回から、妹も一緒に参加いたしました。姉と比べるとそこまで工作好きな方ではないかな?と思っていたのですが、いざ創作タイムに入ると迷うことなく絵の具を出して、どんどん進めていました。「〇〇ちゃんはこれは苦手だよね」とか、「これは好きじゃないよね」のような声かけをしてしまうこともあるのですが、その言葉が知らず知らずのうちに、子どもの「ありのまま」を潰してしまうのかもしれないなと感じました。「この子はこうだろう」と決めつけるのではなく、目の前の子どもの様子をそのまま受け止めることを大切にしたいと改めて思いました。姉は慣れたもので、家にあったほかの素材や黒の画用紙も使っていました。そしてその様子を隣で見た妹が、また新たな表現を見つけていくといったことも生まれていました。2人とも表現を楽しんでいる様子がとても伝わってきました。今回も素敵な時間を作ってくださり、ありがとうございました!鑑賞会で、コラージュをしていたお友達の作品をみて、終わった後、長女もやってみたそうです!
オンライン・3年生の保護者
入室からリラックスした様子でした。封筒に色を塗る時間では、たくさん伝えたいことがあったようで、りょうこ先生に何度もアピールしていました。制作時間残り10分くらいのときに「まだ何にも完成してない!」とイライラした様子でしたので、終わった後に制作を続けて完成させればいいよ、またRin先生に写真を送るからねと伝えたら、安心したのかまた制作に集中していきました。
完成した作品は、パンチで穴を開けて毛糸を通したガーランドになっていました。前回の切り紙ARTでもそんな作品を作っていたので、いまはこれが娘の作りたいものなんだなと思いました。こだわりポイントは、絵の具のクロス部分にある花だそうです(写真では見にくいと思いますが…)。ファイルを切り出しているそうです。余白が潔くて、同系色がきれいな作品だなと思いました。終わった後も制作モードになっていたようで、「そうだ!母の日だった!」と別の作品を作ってプレゼントしてくれました。自立できるように工夫したそうです。とてもいい時間になりました。ありがとうございました。オンライン
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「ARTのとびら」とは?
教育者でありアーティストである”Rinせんせい“こと井岡由実が主宰する、花まるグループの芸術部門。
2009年から継続している子ども向けワークショップAtelier for KIDsは、「作品を作る」こと、また「鑑賞する」ことを通して、子どもたちの持っている唯一無二の個性があらわれる環境を整え、それをまるごと認め合うクラス。
「ART×教育」をテーマに、教育者の視点でデザインしたレシピを用いて、アーティストのこころで、子どもたちの「非認知能力」を育成します。
子どもと関わる大人に向け、大人自身が自分と対話する時間を通して、自分らしい子育てや教育、生き方に向き合うことを目指すワークショップや講演も実施しています。
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