2022年7月、スクールFCでは、小学3年生対象の夏期講習の一環として、理科は「作って発見、試して納得!バランスのひみつ」、社会は「日本のすがたを考える 教室はキャベツ畑」(1日限定イベント)を開催しました。
理科実験「作って発見、試して納得!バランスのひみつ」
理科実験では、「重心」「支点」といった力学のポイントを、自分の手で作り出し、たくさん触れて体験することで学んでいきました。
その次は、紙皿でやじろべえ作り。切って、折って、見事割りばしの先に乗ったときには、あちこちから歓声が上がりました!最後に、紙でできたとんぼの重心を探しました。
力学という視点をもって見ると、身の回りにも発見がたくさんあるはず。ぜひこのイベントで疑問に思ったことや発見したことを活かしていただければと思います。
参加された方からは、「取り組みやすく、学びも多く、かつ楽しくでき、とても良い時間でした。先生方の目配り・気配りも細やかで、解説もわかりやすく、ありがたかったです」「理科に対して、おもしろいという印象を持つことができた気がします」などのご感想をいただきました。
社会探究「日本のすがたを考える 教室はキャベツ畑」
社会探求は、スクールFC社会科の人気講師 狩野が担当し、オンラインでお送りしました。まずは、日本の野菜収穫量ランキングや、キャベツの育ちやすい気候について学びます。3年生にはまだ見慣れない雨温図の読み方や、地図記号についても触れました。
次に、群馬県嬬恋村、愛知県田原市、千葉県野田市、神奈川県三浦市からの中継で、現在のキャベツ畑の様子を見学し、雨温図から読み取れる情報を目で見て確かめました。
嬬恋村がキャベツの栽培に適している理由は、気候だけではありません。土の元となっている火山灰をもたらした、火山による被害の歴史についても学びました。キャベツ畑にいた狩野が江戸時代に土石なだれの大きな被害に遭った村に移動し、ここからも中継でお送りしました。
二百数十年前のこととは思えない臨場感あふれる話に、子どもたちの表情も真剣。火山の被害を乗り越え、それを恵みに変えてきた人間の力を感じているようでした。
参加されたお子さまからは「村が埋まってしまった話は怖かったけれど、いまのキャベツは残った人たちががんばったからできているものだと知って、大事に食べなくてはと思いました」、保護者の方からは「あっという間の2時間でした!」「子どもが食い入るように熱心に聞いて、楽しくもあり知識も入る講義でとても良かったです」など、たくさんのご感想をいただきました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
(2022/7/24・31実施)
📌Think!Think!3年生コースについて
「未来へつながるセンスを磨く」をテーマとした、スクールFCの小学3年生向けコースです。
思考力の時間・ことばの時間・理科実験から成り、子どもたちが「楽しい!」とワクワクしながら主体的に取り組めるように、すべてがオリジナル教材で構成されたプログラムです。
▼授業内容・各校の開講スケジュールはこちら
https://www.schoolfc.jp/course/3think/
~新年度の体験授業が始まります!~
10月より、新年度に向けた体験授業が始まります。詳細はスクールFCウェブサイトにてご案内いたします。お楽しみに!
https://www.schoolfc.jp/
★今回の理科実験・社会探究を担当した川幡・狩野がオンラインイベントにゲスト出演!
国語科の平沼による大好評の連続講座「旅する読書~大人のための読書講座~」にて、9月は狩野(社会)、10月は川幡(理科)がゲスト出演します。大人向けではありますが、お子さんも一緒にご参加OK!ぜひご家族でお楽しみください。
https://www.schoolfc.jp/extension/j-hiranuma/2022/