花まる学習会アルゴクラブに通うSちゃんのお父さまから、ご家庭で”自主トレ”に取り組んだSちゃんの様子が届きました!
【マジカルジャスト10】(22本・25本のマジカルスティックを使って合わせて10になる数を作る挑戦)
最初は「とにかく手を動かす」を実践していましたが、大きな数を作っては行き詰まる、という繰り返しでした。そこで、<例>をもとに「10本でこうなんだから、 22本だったらもっと小さい数字じゃないとすぐに10をオーバーしちゃうよね?」と声をかけました。
すると、数字を作るのに必要な本数をプリントに書き込み始めたので、「いいところに気がついたねえ」と合いの手を入れつつ見守っていましたが、なかなか筋のいい論理が見えてこなかったようです。
そこで再び「<例>を見ると、同じ数字を何度も使っていいみたいだからお父さんだったら、まずは1をいっぱい作るかなあ」とボソっとつぶやいてみました。
それでもまだまだよくわかっていなかったので「じゃあ1と2だけで作ってごらん?」と言うと、ようやくのみこめたようで試行錯誤の末、正解にたどりつきました。
次に、「解答欄を見ると、どうやら22本は別の回答もあるみたいだね」と話すと、しばらく手を動かし続けて最終的に一人で正解を見つけました。
最後に「じゃ、25本の場合だけど……」と話している途中から数字を作り始め、迷うことなく一発で完成させたので驚きました。おそらく22本で試行錯誤を繰り返しているうちに25本の答えにたどり着いていたのだと思います。
まだまだ別解があるんじゃないかと思いましたが時間切れのため、ここまでとなりました。
ともあれ、今回は最初の問題でサポートしすぎてしまいました。このように正解に至る論理の入り口が(小1にとって)見えづらい問題では、最初の段階で条件を整理しながら正解へのルートを絞り込んでいく力があると、もっと楽に解けると思います。ただ、Sはそのあたりのセンスが至って平凡というか、普通の子です。
その後、場合分けの段階になれば、親から見ても素晴らしい集中力を発揮できる子なので、ある程度、条件整理・絞り込みの力が育ってくるまでは思考のモデルケースをたくさん経験させるためにも (教え込まない程度に)親のつぶやきを聞かせ続けたいと思います。
思考の壁にも臆することなく立ち向かうSちゃんに、100ポイント💡
お父さま、素敵なレポートをありがとうございました!
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