2022年7月のAtelier for KIDs@ オンライン!のキロクです。
▼活動の様子を動画でご覧いただけます
※これまでのすべての活動記録は、公式サイト「活動のキロク」からご覧いただけます。
7月は先月に引き続き、絵具を使ってのアート制作😊🎨
速乾性があり、色を重ねていけるアクリル絵の具で、筆ではなくスポンジやへらなどを使って描いていきます。
まずは、みんなでいつものように「インタラクティブアート!タイム」
素材として用意した様々なものや画材を使って、仲間みんなでいくつかのアクティビティに挑戦しました!
毎回のゲームをとっても楽しみに参加してくれている子もいるようです。
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いつも授業の最初に確認する「ARTのとびら きはん」
この3つの哲学は、もうみんなのこころに育ってきています。
(保護者のみなさまも、この環境を守るために大切な視点を学んでくださっています。ありがとうございます。)
いよいよ創作タイム!
「じゆうとは、自分で決めること」をわかっている子どもたちは、黙々と、自分の表現したい世界を作り出すことに没頭していきます。
様々な素材と使おうと、おうちで朝から準備をしたりしてくれていたようで、ボールやプチプチ、フォークやスプーン、実にさまざまな道具を使って創作を始めた子どもたち!
それぞれの“いまの関心”に向かってやり抜くことができると、気持ちのいい達成感が生まれていきます。
やってみたいと思ったことを、ダメだと言われずに、没頭する。制作中、じゆうを担保されていれば、子どもたちは「どうしたいのか」と自己と対話し続けることができます。
そうすることで、「自分なりの世界観=何を美しいと思うのか」を自覚してきます。
そしてそれは、「自分の思いを大事にする」「答えは自分のなかに必ずある」という確信を、子どもたちのなかに育てるのです。
誰かの気にいるような正解を、自分の外側に価値基準を求めるのではなく、自分がどうしたいのか、に耳をすませる。
やらされる何かをやる人、ではなく、自分がやりたいことを知り、何かを生み出していける側の人であれますように。
制作中は、素材の特色を生かした作り手の感性や知性の共有を言葉にして伝え合います。
オトナの言う通りではない、「自分がこうしたい」ということを貫く経験をたくさん積んだ子は、自分を信じて、自分でしあわせを決められる子になるのです。
誰かの気に入る正解を求めるのではなく、自分と対話することを通して、答えは必ず自分のなかにある、という軸を培っていく。
Atelier for KIDsは、創作を通して、オリジナルな自分自身を丸ごと肯定していくクラスです。
ART創作と観賞会を通して、子どもたちのいい面を見つめ、彼らのオリジナリティを尊重していける環境を、これからも作っていけたらと思っています。
(2022/7/17実施)
▽▼保護者の方より▽▼
本日はありがとうございました!
1年生の母
毎回Atelier for KIDSをとても楽しみにしていて、昨日一緒にアクリル絵の具を買いに行ったときも『赤と白と青と黄色やで!!』とテンション高く買い物してきました♪
初めてアクリル絵の具を使うので、どうなるのかな?と思いながら私も横でワクワクしながら見ていたのですが、たっぷり絵の具を出して自由に塗りたくって、とても楽しそうでした。
最初は塗るというより乗せる感じで、布に色が重なるのを楽しみ、その後はスポンジでハンコのようにポンポン押す、割り箸で文字を書く、スポンジに付けた絵の具を手で搾り取って手で描くなどなど、いろんな素材でたくさん遊んでいました。
自分の世界を楽しみながら、お友だちがやっていることを耳にして(目は作品作りに集中)それを取り入れ、いろんなアンテナを張りながら作品を作っていた印象です。今回は時間内に満足いくものが仕上がったようで終わった後もすんなり片付けしていました✨✨
今日も自由に表現できる素敵な時間をありがとうございました😊
今回も最初と最後だけ横についていて、製作中は別室に待機していました。途中、そっと覗きに行ったところ、かなり集中して制作していました。車が大好きなこともあり、かなり気合の入った作品になっていた気がします。
4年生の母
Rinせんせい、今回もお世話になりました!楽しく制作していて満足気でした🤣またよろしくお願いします✨
はじめてのAtelier for KIDs、はじめてのオンラインクラス、参加するのは子どもだけですが、裏方の私もドキドキ、おやこで初挑戦の日でした。
「緊張するなぁ」とつぶやきながら、パソコンのセッティングに付き添う息子。いつものおもちゃ、いつものように弟にちょっかいを出しながら緊張を和らげているようでした。受付をすませて、みんなのいる画面に移るとじっと様子を観察。その後もRinせんせいと子どもたちのやりとりを観察。様子を伺いながら体に力が入っていて、このままいくのか?と思いましたが、スポンジを段ボール板でポンポンし始めたところから次第にリラックス。お友だちのコツを聞くと、実際にやってみていました。この辺りから、私の想像以上に息子が自分で画面越しから学びやインスピレーションを受け取りアウトプットできることがわかり、私の心のそわそわも落ち着いていきました。創作スタートと同時に牛乳パックのパレットに用意した絵の具を全色出しました。ひとしきり、チューブから絵の具を出すことを楽しんだあとはストローを手に取り黄色の絵の具をつけて、ポンポン。お友だちのストローを切るアイディアをキャッチすると、なるほどというように自分も切ってみる。この後も誰かのアイディアからやってみたいが湧いてくる様子が何度か見られました。ストローはなんとなく違ったのか、クラス前から使いたいといっていた筆を手に取ると筆での創作に夢中になっていました(申し込んだときから筆がいい!と言っていたので筆を用意しました)。
描く道具をいくつか用意していたけれど、たまたま足元にカラーボールがあったのでテーブルの上にポンっと置いてみました。ボールを見た瞬間、輝く息子の表情。そこからは、ボールと絵の具の実験がスタート。1番息子が楽しそうだったのは、ボールから垂れそうになっているアクリルを布の上にチョンッとつけて、小さな丸みを帯びた点々を作ること。そのあとは、盛大にボールに色をつけてコロコロ布の上を転がしていました。
できあがったバックは青が印象的な息子の実験結果が凝縮された作品に。いまの息子を感じられて微笑ましい気持ちになりました。完成後は集中が切れていて、もっと鑑賞会に参加してほしいという母の気持ちは届きませんでしたが、それも「いまの息子」の思い出として大切に心にしまっておこうと思います。
親としては、大量に出した絵の具全色使って欲しいなーの気持ちがあふれていました。が、なんとか言わずにこらえました!クラスの最初に息子とグラウンドルールを一緒に聞きながら(Rinせんせいはこう言っていますけど、ママはときどき、言う通りにならないと怒るよね?)という表情を向けられ笑ってしまいました。精進します。
クラス後は、きょうだいたちを見てくれていた祖父母に、そして帰宅したパパに自分のバックを見せて話をしていました。クラスでは感じたことを言葉にしていなかったけれど、心や頭で感じて考えていることは確かにあったのだとファミリー鑑賞会を経て思いました。先生たちから青い手のひらやボールを使ったことを言葉にしてもらったときの息子の笑顔が可愛くて仕方なかったです。自由にやれて、誰かが見てくれて受け止めてくれた。その時間が息子にとっても、私にとっても心地よかったです。ありがとうございました!
年長の母
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「ARTのとびら」とは?
教育者でありアーティストである”Rinせんせい“こと井岡由実が主宰する、花まるグループの芸術部門。
2009年から継続している子ども向けワークショップAtelier for KIDsは、「作品を作る」こと、また「鑑賞する」ことを通して、子どもたちの持っている唯一無二の個性があらわれる環境を整え、それをまるごと認め合うクラス。
「ART×教育」をテーマに、教育者の視点でデザインしたレシピを用いて、アーティストのこころで、子どもたちの「非認知能力」を育成します。
子どもと関わる大人に向け、大人自身が自分と対話する時間を通して、自分らしい子育てや教育、生き方に向き合うことを目指すワークショップや講演も実施しています。
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