2021年11月に開催した、Atelier for KIDs@ オンライン!のキロクです。
▼活動の様子を動画でご覧いただけます
※これまでのすべての活動記録は、公式サイト「活動のキロク」からご覧いただけます。
今月もたくさんの子どもたちが参加してくれました!
いつも、授業の最初に確認している、「ARTのとびら きはん」
「じゆうとは、自分に問うこと。やりたいと思うことを追求すること」
「正解はないから、失敗もないこと、発想の転換を図ること」
「時間は自分でデザインできること。最初から最後を見据えてベストを尽くすこと」
この3つの哲学は、もうみんなのこころに育ってきています。
(保護者の方々も、この環境を守るために大切な視点を学んでくださっています。ありがとうございます。)
「自分がやりたいと思うことを、自分に問う」
正解のない世界で、自分がやりたいように作れるように。
「先生、今日は何作るの?」という質問には、
「何を作るのかは、自分で決めていいんだよ」と答えます。
「じゆうとは、自分で決めること」をわかっている子どもたちは、黙々と、自分の表現したい世界を作り出すことに没頭していきます。
制作中は、素材の特色を生かした、作り手の感性や知性を言葉にして伝え合います。
さいごは、みんなで「鑑賞会」。
誰かの気にいる正解を求めるのではなく、自分と対話することを通して、答えは必ず自分の中にある、という軸を培っていく。
Atelier for KIDsは、創作を通して、オリジナルな自分自身を丸ごと肯定していくクラスなのです。
(2021/11/14開催)
🎨今月も子どもたちに授業内でお話しした、「おまけの創作動画」
「りん先生が作って見たよ🎥」は、こちらからご覧いただけます。
▶︎ほかにもたくさん「作ってみたよ動画」があるので、おうちARTのきっかけにお楽しみくださいね😉
▽▼保護者の方より▽▼
親が何も手伝わなくても、自分の好きな色のフェルトや道具を使って、みるみるリボンを作る様子が微笑ましかったです。娘の創造力を表現する場としていつも楽しんで参加させていただきありがとうございます。お友達にも作品を選んでもらい、鼻を膨らませて興奮していました!
年長女子
今日は、ありがとうございました。今日は遠くから様子をチラチラ見ていたのですが、作品を作り始める前の素材を使ったゲームは、その素材の特徴が掴めてすごく良い時間だな〜と感心して見ていました。
息子は、おそらく4回目のフェルトアートだと思うのですが、今回初めて平面的な作品を作ったように記憶しています。帆船は最近のお気に入りらしいです。ただ、他の参加者には伝わりにくかったのか、最後に先生たちに理解してもらって、大満足な時間を終えることができました。
最後に帆船のマストを支えるロープをつけて作品が完成しましたので、写真をお送りします。
5年男子
初めての参加で、最初はどんなふうにやるのか緊張していましたが、始まってだんだんと緊張がとけてきて、前のめりになって黙々と取り組んでく姿に、気持ちが解放されてる感じを傍で感じました。私が部屋の端にいたのも忘れていたようでした。最後に次回の予告を聞いてる段階で「予約する!」と即答し、「もう毛糸で何作るか決まった!」とまで言う様に夫婦で驚きました。最近、学校で市の展覧会に学校代表として出すのに、クラスのみんなでどの作品が上手だと思うかと投票することがあって、一生懸命いいと思って描いたのに娘の作品には誰も手を挙げてくれなかったとがっかりして帰って来たことがありました。そんなことがあったのもあり、探して見つけて申し込みをしてみて、参加をして解き放たれたものがあったのかもしれないと思いました。思いがけない即答もあり、次回も早々に申し込みをさせていただきました。ありがとうございました。また次回も心を解放させてあげたいなと思います。よろしくお願いします。
初参加3年女子
珍しく、最初から目的と用途がはっきりしたものを作り始めていました。親友の誕生日メッセージを入れる封筒を作る、と。「Mちゃんはこういう色が好き」と相手の好みを想うところもあれば、最近買ったばかりのお気に入りの色紙を惜しみなく使うところもあって、大好きな友達には自分の考えうる一番いいものを使う、という感覚なんだなあと感じました。鑑賞会で本人がクローズアップされることがなかったのですが、元々認められるのが好きな性質だと親として感じていたので「自分の作品を先生にとりあげてほしかった?」と聞いてみました。すると「いや、別にそれはいい。」と全然気にしていない反応だったのが意外でこれも成長か、と感じた瞬間でした。
余談ですが… 最近、お誕生日に手作りのものを贈りあうというお友だちが何人かいます。相手がどんなものをくれるのかもわからない状況で、親としては内心ドキドキするのですが、子どもたちはお互いすごく満たされているのが素敵だなと思っています。今回の子には、フェルトで作った封筒に入れたお手紙と、自分で描いた絵とシールのコラージュの缶バッチ、ビンの蓋に紙年粘土をつめてビーズを埋め込んだマグネット、紙袋からアルファベットを切り出して友だちの名前をコラージュしたガーランドを作りました。お友だちは本音しか言わないタイプの子なのですが、すごく好き!と喜んでくれました。相手からは、手作りのヘアゴム2つとヘアピン4つのセットをもらい、娘は毎日身に着けています。また、ピンやゴムの後ろに入れる厚紙に、作品とうちの子に合うイメージ画を描いてくれたのですが、それがなんともおもしろく素敵で、娘はその絵を自分で飾り棚に大切に飾っていました。折り紙の繊細な作品を誕生日にくれたもう一人のお友だちの誕生日には、紙粘土でその子の好きなウサギを作って贈ったのですが、その子は紙粘土を買ってきてくれとお母さんに頼み、粘土の作品作りを始めたそうです。相手に贈ることを前提にした手作り作品は、それだけで嬉しいものですが、子どもたち同士の作るときの発想や過程、その後の化学反応が本当におもしろいです。
2年女子
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「ARTのとびら」とは?
教育者でありアーティストである”Rinせんせい“こと井岡由実が主宰する、花まるグループの芸術部門。
2009年から継続している子ども向けワークショップAtelier for KIDsは、「作品を作る」こと、また「鑑賞する」ことを通して、子どもたちの持っている唯一無二の個性があらわれる環境を整え、それをまるごと認め合うクラス。
「ART×教育」をテーマに、教育者の視点でデザインしたレシピを用いて、アーティストのこころで、子どもたちの「非認知能力」を育成します。
子どもと関わる大人に向け、大人自身が自分と対話する時間を通して、自分らしい子育てや教育、生き方に向き合うことを目指すワークショップや講演も実施しています。
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