【イベントレポート】Atelier for KIDs親子で「デカルコマニー」(2021/8/8開催)

【イベントレポート】Atelier for KIDs親子で「デカルコマニー」(2021/8/8開催)

2021年8月8日(日)Atelier for KIDs@ オンライン!のキロクです。

▶【ARTのとびら】公式チャンネルでは、活動の記録のほかに、Rin先生が保護者の方の相談にお答えするアトリエラヂオや、Atelier for KIDs授業のドキュメンタリー、Rin先生が創ってみたよ動画などがお楽しみいただけます。興味のある方はぜひご覧ください。

今回のAtelier for KIDsは、親子で色遊びをする夏休みスペシャル!

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今回は画用紙と水彩絵の具を使って、色と色がどんな風に変化していくのか、デカルコマニーの技法をシェアしながら色遊びに没頭してもらいます。

いつも、授業の最初に確認する「ARTのとびら きはん」

「じゆうとは、自分に問うこと。やりたいと思うことを追求すること。」
「正解はないから失敗もないこと、発想の転換を図ること。」
「時間は自分でデザインできること。最初から最後を見据えてベストを尽くすこと。」
この3つの哲学は、もうみんなのこころに育ってきています。
(保護者の方々も、この環境を守るために大切な視点を学んでくださっています。)

「自分がやりたいと思うことを、自分に問う」
正解のない世界で、自分がやりたいように作れるように。
「先生、これを使ってもいいですか?」
という質問には、
「じゆうに、やっていいですよ。やりたいと思うことを大切に」
と答えていきます。

「〜みたいに見えるね」「そこは筆で描いてみたんだね」「余白を作ったんだね」「空から見ているみたいだね」…

制作中は、「上手だね」というような言葉を使うのではなく、素材の特色を生かした作り手の感性や知性の共有をRin先生から言葉にして伝えていきます。

仲間の工夫からインスピレーションをもらい、自分の作品に変化を加えて行く子もいます。

さいごは、親子で「鑑賞会」。

作品について「どう感じたか」をお互いに言語化して伝えます。

オンラインになって初めての親子ワークショップでの、親子での観賞会。

お互いの作品に微笑み合う姿や、子どものたちの柔らかい表情が、なんとも言えず…!

誰かの気にいる正解を求めるのではなく、自分と対話することを通して、答えは必ず自分の中にある、という軸を培っていく。

Atelier for KIDsは、創作を通して、オリジナルな自分自身を丸ごと肯定していくワークショップです。

 

▶︎これまでの全ての活動記録は、公式サイト「活動のキロク」からご覧いただけます。
▶︎同じテーマで毎月Rin先生が創る「りん先生が、作って見たよ動画」はこちらから

▶︎さらに、土佐和紙を使った楽しい遊び方を、おまけ動画で制作しました。

送った素材、土佐和紙を使って、親子で遊んでみてくださいね。


▽▼保護者の方より▽▼ 

🎨 娘がリン先生が好きで、毎回、何でも参加したがるから参加しています。母親としては、3年生のお兄ちゃんがいますが、オンラインだと上の子も見ながら下の子とも関われるので、ありがたいです。教室に出向いての体験だと、上の子を家に置いたままにはできないし、下の子とゆっくり作品を作ることもあまりないと思い、今回良い機会だったので参加しました。

🎨 姉がいつも参加させて頂いていて、早く自分も対象の年齢にならないかなと楽しみにしているところ、今回4歳も参加できるということで、アトリエの世界を体験してみたくて申し込ませて頂きました。夏休みに楽しい親子のイベントをありがとうございました。Rin先生のレクチャーの後、いよいよ自分でやってみよう、という時に、大迫力で絵筆を振り上げて、びしゃーんっ!!としぶきを上げて色水が画用紙に叩きつけられて、びっくり!!大笑いでした。Rin先生の準備レクチャーのおかげで、ビニールシートや雑巾など、準備をしっかりしてあったので、汚れることを気にせず、おもしろがりながらダイナミックに制作できました。どうもありがとうございました。自分の作品紹介では、ここがクワガタのアゴに見えるね、とか、私の作品を見てリボンみたいだね、と、想像力を働かせて、自分のことばで表現してくれました!!親子での鑑賞会では、みなさま、お子さまの作品に、どのようなことばをかけていたのか共有させて頂き、自分の引き出しに入れさせて頂けるコーナーもあったら嬉しいなぁと思います。画用紙で何かを作るコーナーは、「スケボーパーク」を作る!と作っていたら、Rin先生が気が付いて下さって、とても喜んでいました!!今回のイベントよりも年齢の上のこども&親対象のイベントもぜひぜひ宜しくお願い申し上げます。上の子とも、下の子ぬきで、親と2人でこういう機会を持ちたいなぁと思います。楽しく、貴重な時間をどうもありがとうございました。

🎨 楽しい時間をありがとうございました!和紙で遊んで、モビールにしてみました。左が娘の作品。一番下のおばけちゃんがお気に入りです。

🎨 本日はありがとうございました。始まる前は「難しい?」と緊張していたようでしたが、始まってみると娘の生き生きとした姿を見ることができて嬉しかったとの共に、普段の子育てにおいて子供のことをどこまで丸ごと認めてあげられているだろうかと自分自身を振り返るいい機会になりました。誰にも邪魔されない自分の思いや気持ちを自由に描いて欲しくて参加しました。いつもは「ママどう思う?」や「どうやって描くの?」と質問してくるところを、一切質問することなく自分の思いのままに筆を動かしていて普段の空気感と全く違いました。私は具体的に褒めようと思ってもすぐ言葉がつまってしまいましたが、娘は私の作品の色使いなど細かなところについて話をしてくれました。

▶質問です。娘は学校などで体験をした場面を絵に描くいう事をとっても苦手にしているようです。夏休みにも「絵日記」の宿題が出て「川遊び」に行ったことを描いたのですが、何を描くか迷っていたので私は「カニがいたね。カニ描いたら?」と提案したのですが、「カニは難しいから描けない。」と言って結局木と水と人一人だけ描いておしまいでした。苦手な娘に対して、どういった声掛けをしたらよかったのか?また娘が絵を描くことに対して苦手意識をなくすためにはどのような働きかけをしたらよいのかお教えいただけると幸いです。今まで「上手だね」という言葉は極力使わず娘の絵を見てきたつもりですが、娘は大人が求める絵を敏感に感じ取り筆が進まないのか?ただただどうやって描けばよいのか分からないだけなのか?もしそうだとしたら娘の気持ちに寄り添うにはどうしたらよいのか思い悩んでおりました。そういう意味では、正解を求められるような描画とは対極にある本日のオンライAtelierは娘にとっては本当に楽しい時間だったようです。素晴らしい時間をありがとうございました。また次回以降も参加したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

▶︎ラヂオにて返答させていただきました! 

 

▶︎これまで授業内でやっていたRin先生のミニ講演
「創作する子どもたちを見守る時の、オトナの心がまえ」については、
ラヂオとなって、いつでも聴けるようになっています⇩
(初めての方は、♯❶をお聞きくださいね)

▶︎初めての方は、
♯26.5★スペシャルラヂオ【はじめてオンラインAtelier for KIDsに参加される方へ】zoom操作と子どもたちの見守りに大切なこと

質問もお気軽に、お寄せください。

※各種音声メディアでもお聴きいただけます。リンク先は、こちらhttps://lit.link/RinAtelier

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「ARTのとびら」とは?

教育者でありアーティストである
”Rinせんせい“こと井岡由実が主宰する、
花まるグループの芸術部門。

2009年から継続している
子ども向けワークショップAtelier for KIDsは、
「作品を作る」こと、
また「鑑賞する」ことを通して、
子どもたちの持っている
唯一無二の個性があらわれる環境を整え、
それをまるごと認め合うクラス。

「ART×教育」をテーマに
教育者の視点でデザインしたレシピを用いて、
アーティストのこころで、
子どもたちの「非認知能力」を育成します。

子どもと関わる大人に向け、
大人自身が自分と対話する時間を通して
自分らしい子育てや教育、
生き方に向き合うことを目指す
ワークショップや講演も実施しています。

▶︎ARTのとびら https://www.hanamarugroup.jp/art-edu/
▶︎Atelier for KIDs公式LINE https://page.line.me/787cibbb?openQrModal

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