2024年度の年末年始 花まる雪国スクール、現場からのレポートをお届けします!
今回は、「花まるスキー王国」(2泊3日)のコースを引率した「 アンティーク 」のレポートです。
このたびは雪国スクールにご参加いただき、誠にありがとうございました。
1日目、行きのバスではバスレクで盛り上がり、名前で呼び合うほど仲良くなりました。また、「きれいに曲がれるようになりたい!」「みんなと仲良くなりたい!」などそれぞれスクール中の目標を決めました。関越トンネルを過ぎると一面の銀世界。「早くスキーをしたい!」と気持ちが高まりました。
宿に到着すると早速ゲレンデへ。1本目は感覚を取り戻すために、リーダーを先頭にゆっくり滑りました。大きくターンをしたり徐々にスピードを上げたりして慣れていきました。転んだ子がいると「大丈夫?」「待っているからね」と優しく声をかける場面もたくさん見かけました。夜はエキスパートチャレンジに向けてレッスンをして、子どもたち同士でアドバイスし合っていました。
2日目は挑戦できるコースが増え、子どもたちも大喜び。より高いところまで登るリフトに乗り、細いコースや急な斜面があるコースにも挑戦しました。なかには怖いと思った子もいるかもしれませんが、全員が前日に決めた目標を達成するために、そしてエキスパートチャレンジに挑戦するために何度も滑り練習しました。
挑戦したい練習を選べるチャレンジカードも活用し、楽しみながら力をつけていった子どもたち。エキスパートチャレンジでは、一人ずつコースを滑って力を出しきり、スキー責任者のライガーに今後の上達につながるアドバイスをもらいました。
2日目の午後は班のメンバーと楽しく滑りました。気持ちよさそうに滑り、スピードに乗ってターンしながら降りてくる子どもたちの表情は笑顔であふれていました。また「曲がるときは板のエッジを立てるんだよ」「立つときは板をそろえるんだよ」とアドバイスし合う姿も見られました。
一人では乗り越えられないことや挑戦できないこともあったかもしれません。子どもたちから「みんながいたから頑張れた」「みんなのために」という言葉をたくさん聞きました。今回の雪国スクールで出会った仲間がいたからこそ、チャレンジし乗り越えられたことがたくさんあったはずです。
行きのバスで目標に掲げた「自分のことは自分でできるようにする」ということも実践していました。荷物や部屋の整理、スキーブーツや板の脱着、できるようになった子もいればもう少しだった子もいますが、全員が自分一人でやってみようと挑戦しました。
子どもたちはスキーの上達だけでなく、心も成長過程にいることを改めて感じました。今回の経験が子どもたちの今後の成長につながることを願っています。
また次回の野外体験でお会いできることを楽しみにしています!
2024年 冬
花まる学習会 アンティーク/日下部龍
日下部龍(くさかべりょう)/アンティーク
花まる学習会(東京東ブロック)
写真館
<花まるスキー王国>
🌳花まる野外体験公式サイト
https://hanamaruyagai.jp/