コラム

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【Rinコラム】『覚えることは、ほんとうは楽しい――暗記の力』 2026年5月

 幼い頃、学校から帰ると母がいない日がありました。けれど、台所のテーブルの上にはいつも一冊の方眼ノートが置かれていました。私はそれを楽しみにしていて、帰宅すると手も洗わず、まずノートを開きます。そこには母の手書きのクイズ。ふりがなの部分を漢 […]

【Rinコラム】『言葉が人格をつくる ――「よかったね」で終える』 2026年4月

 子どもたちと向き合っていると、ふとした一言に、その子自身の背景がにじむ瞬間があります。 ときどき、「それはいじわるだなあ」と感じる言葉に出会うことがあります。否定的に物事を捉えたり、自分のわがままを通そうとしたりして、まわりの人が聞いてい […]

【Rinコラム】『本当の自分を生きるとは――作品は誰のものか』 2026年3月

 アート(創作と鑑賞)を通したクラスでは、毎回哲学的な問いを子どもたちとともに考えます。私たちはそれを「ARTのとびら きはん」と呼んでいます。その最初の問いが、「自由とはなにか」です。  このクラスの目的は、「その子の分身である作品を通し […]

【Rinコラム】『安心を取り戻すために大人ができること』 2026年2月

 子どもたちの「こころ」を見るときや、「その人らしさ」を認めながら部下を育てていくとき。私の軸となっている考え方は、20代の数年間に培われました。 児童精神科医の故・稲垣孝先生のもとで、多くの子どもや青年とその家族に深く向き合った経験が、そ […]

【Rinコラム】『作品に宿るものを受け取る力――鑑賞会の本質とは』 2026年1月

 物心ついた頃から、創作していた。あまり喋らない子どもだった私は、言葉の代わりに、世界へ何かを表明する手段として創作を選んだ。創作することは、生きることと同義だった。それはいまでも変わらない。  子どもたちと過ごしていると、ひらがなを書ける […]

【Rinコラム】『人として敬う』 2025年11月

 「根性があり、自分が決めたことはやり通す人です」 5歳の子どもを形容したこの言葉を見て、みなさんはどんなことを思い浮かべますか? 幼いながらも、その子らしさがすでに芽を出しているように感じられますね。そしてきっとこのあとには、「でも、こん […]

【Rinコラム】『わからないときに踏みとどまれる力――深い安心はどこにあるのか』 2025年10月

 「幼児期に非認知能力を形成することは重要だ」ということは世間でも知られていることです。 そして誰しもが、「わが子に自分らしい人生を選んで、幸せになってほしい」と願っているでしょう。 ではいったい、私たち大人がどうあれば、子どもたちが学ぶ意 […]

【Rinコラム】『こころのきはん』 2025年9月

 7年前から保育園とその先の小学校で、非認知能力を育む指導としてアートを通じた出張授業をおこなってきました。 先日、ある保育園の先生からこんな報告をいただきました。 「しっぱいはないって、Rinせんせいも言いよったきね(言ってたからね)」  […]

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