シグマT E C H には、好きという気持ちや好奇心を育むために、体験型授業の日曜探究講座があります。
この講座は、各科目のトッププロの先生が行う特別授業です。
その教科が好きで好きでたまらない先生が、受験の教科書を拠りどころにしながらも、それに縛られることなく、「このおもしろさを伝えたい！」というテーマを選んで授業をします。
日曜探究講座は、午前中の座学で「正しく見る」ための知識を学んだ後、例えば社会では史跡に、理科では動物園や野鳥公園に出かけます。
そこで味わう、テキストの知識と実物（現実）がつながる感覚。
これは学びの一つの醍醐味です。
つまり「テキストで習ったことは、外の世界とつながっているんだ！」という実感・手触りが残るのです。
「本当に見たりできるから、覚えやすい」と子どもたちにも大好評です。
社会や理科以外に国語や算数もあります。
国語では、名作とされていてもなかなか手に取れなかった作品に触れて読書の世界を広げたり、算数では「いもいも教室」を主宰する井本陽久先生と「入試よりもっとおもしろくて難しい問題」に挑戦したりしています。
この講座の魅力は親子が一緒に学ぶことでもあります。
素材は受験に関連していますが、おもしろさや感動は、学年や受験範囲に縛られる必要はありません。
高校や大学で習う内容も含まれているので、大人が聞いてもとても学びがあるのです。
もちろん工夫をすれば小学生も興味を持って学ぶことができます。
そして、親子一緒に学ぶからこそ、その後も共有し、内容を深めることができます。
教える・教えられるという関係ではなく、ともに学ぶことで親子が同じ視線になる。
親が楽しんで学ぶ姿は、子どもの興味を掻き立てる最高のスパイスです。
親が子どもに教える以上の効果があるかもしれません。
そして、親子で行った場所や時間は、受験勉強における笑顔の思い出になります。
おもしろい先生とつながる、教科書と実体験がつながる、親子がともに学ぶという形でつながる、ともに学ぶ別の家族ともつながる…。
学びを促進する、新しい出会いに満ちた講座です。
※2 0 2 0年4～6月現在はオンライン講座のみ開催中。
スクールFC 伊藤 潤
