教育哲学

第3回|世界の空をつなぐ

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2020年6月21日、「日食×夏至×父の日 世界とつながろう」と題した探究の特別講座を行いました。
コロナ禍の今だからこそ、オンラインを使って世界とつながりたいと、スクール F C が企画したものです。

当日は、 高濱の講演「お父さん、そしてご家族へ」と、スクールFC名物講師陣による、日食についての理科と社会の特別授業を開催。
その後、日食の様子をリアルタイムでライブ配信し、 世界中の日食をつなげて一つの 「日食アルバム」を作り上げました。

花まるグループに通っている子どもたちと保護者の方々に加え、日本そして世界各地のリポーターとリアルタイムでつながりました。
フランス・デンマーク・韓国・サウジアラビア・タイ・台湾まで…!生中継のライブリレーのなかで次々と映る世界の空に、主催の私たちも見ている間中、胸が踊りました。

韓国の目の覚めるような真っ青の空では、日食が少し始まっています。
次に映るのは、曇り空の京都・奈良でした。
そして、東京はもっと暗い空、小雨でまったく太陽が見えません。
しかし、 同時刻の青森に切り替えると、 打って変わって快晴、太陽が欠ける様子がわかります。
さらに海外に飛び、サウジアラビアのモハメドさんからの日食のレポート、
「4 時間前に日食が終わりました。その時の写真がこれです」
とその太陽が欠ける様子が鮮明に描かれた写真が画面いっぱいに広がります。

まるでテレビ中継のように、世界と瞬間でつながるダイナミズムのおもしろさ。
高濱は「子どもたちに “ 世界とつながることは簡単だ ” と伝えられたね」 「この楽しさと手軽さを知ってしまったら世界とつながろうとするよね」と言います。

印象的だったのは、太陽の見えない空も物語に欠かせない大切な一部になったことです。
レポーターの残念そうな様子に惹きつけられますし、それがあるからこそ、晴れている地域も引き立ちます。

また、曇り空を背景に、夏至にいちじく田楽を食べる名古屋の風習を伝えてくれた女の子がいました。
空だけでなく、地域のレポーターごとの色があります。
東京で空を見上げていただけだったら、 「残念ながら日食見られなかったね」で終わっていた日を、 「曇っていたけど、良かったね」と心から思うことができました。

レポーターをしていただいたあるご家庭からは、 「花まるのみなさんと、日本のみなさんと、世界のみなさんと同じ空を見上げてつながれたこと、もうそれだけで十分ですね!家族揃って参加できたこと、宝物となりました。」と、このイベントの願いそのものの言葉をいただきました。

その人の身近な当たり前が、誰かにとっての特別になる。
つながることで、一人ひとりの経験が重なり、反響し、みんなの一つの大きな経験になる。
オンラインだからこその、可能性に満ちた一日でした。

スクールFC 伊藤 潤

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