【年長】子どもの悪戯は「挑戦」

【今日の花まるっ子】教室での子どもたち

糊(のり)を手のひら全体に塗りたくってパン!とやったら手はくっつくのか?
 
とても無邪気な笑みを浮かべて試す年長Nくん。 
爪にのりを塗り、「ママのまね~」。おそらくマニキュアのことだろう。 
子どもの発想にはいつも驚かされるし、楽しませてくれる。 
その一方で、「そういうことしてはいけないんだよ」「ママに怒られるよ」と真顔で注意をする子もいる。 
  
先日、あるお母さんが子どもの悪戯について「こんなことがありました」と次のような笑い話をしてくださった。 
 
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幼稚園で薬缶の中に入っているお茶をすべて故意にこぼしたYちゃん。 
結果、他の子がお茶を飲めなくなり先生は激怒、母親は園に呼び出され職員室にいる先生全員に謝って回った。 
 
Yちゃんに「なぜそういうことをしたのか」とたずねると、思わず笑ってしまったが「すごい」と思わされた。 
本人が言うには、薬缶を傾けていき、どこまで傾けたら蓋が外れるかをどうしても試したかったらしい。 
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他にもYちゃんは、100円ショップで売っているようなレンズが入っていないおもちゃのメガネを買ってもらい、「これをかければすごくできるようになるかもしれない」と言って授業中ずっとかけていたことがある。 
  
「やってみたい」「試したい」「こうしたらどうなるだろう?」という好奇心、探究心、追究心など、いわゆる「やる気」と言われるものの源泉は、遊び、特に悪戯にあると思う。 
 
悪戯好きな子を見ていると、きっと毎日が楽しいのだろうな、活力があるな、と感じる。 
おそらくダメと言われるであろうことをあえてやる、というドキドキ、ワクワク感も子どもにとって堪らないもの。 
悪戯は挑戦でもある。 
 
怒られるとき、またこちらが叱らなければならないこともあるだろうが、その挑戦しようとする意志、そしてその結果をどの程度周りが許容できるかは、大人側の挑戦でもあるかもしれない。
 
~教室スケッチより~

花まる教室長

花まる教室長

日々、現場で子どもたちと向き合い、寄り添い続けている教室長たち。「勉強って、楽しいな!」の伝道師であり、お母さんと子どもたちとの橋渡しのような存在。子どもたちを見ているからこそ語れる「事例」をたっぷりご紹介します。

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