子どもの感性を育む親の言葉がけとは


子どもを、ただ勉強ができるだけではなく、人としても魅力的に育てたい。

そう思うお母さんは多いのではないのでしょうか。

もちろん、個性はさまざまですが、人として魅力がある人は、やはり共通点があります。

今回は、子どもを「魅力的な人」にする、親のちょっとした習慣をご紹介します。


「魅力的な人」の共通点

人を魅了する、魅力的な人の特徴の一つとして、「感動体験の高みを知っている」ということが挙げられます。

これは何も難しいことではありません。


ハアハア言いながら山に登っている途中、振り向いたときに見つけた一輪の花の美しさや素晴らしさ。

目の前の石ころの美しさ。

それを知っていると、くだらないことではぶれない人間になります。

 

魅力的な人は、その場その場で「流されない」

自分の話で恐縮ですが、私の感動体験はジョン・レノンとの出会いです。

彼との出会いを通して、私がたどり着いた答えは、「くだらないことはしたくない」ということでした。

瞬間瞬間を意味のあるものにしていこうという気持ち。

それが積み重なると、あっという間にすごい差になっているはずです。


くだらないことはしたくないと思って生きている人と、何となく流されて就活してまーすみたいな人。

子どもをどちらのタイプにしたいですか。

感動体験が、そういったことを考える最初の契機になるのではないかと思います。


「大人が一緒に感動する」ことで、子どもの感性が育つ

お母さんにお願いしたいのは、いい音楽、きれいな夕焼け、道端に咲いている草花に感動して涙する人であってほしいということ。

夕焼けに染まった空を見て、その感動体験を子どもと共有してほしいのです。


そうすれば、「わあ、空ってこんなに美しいものなんだな」と子どもは思うでしょう。

すると、これから生きていく中で、空というものを気にする人になっていきます。

チェロの一音でもいい。

「すごいね、楽器ってすごいね」でいいんです。

感じる心、感性を育てるには、周りの大人が感じたことを声に出して言葉で表現することです。

お母さん自身が五感をフルに使って、感じた音や色、においなどを伝えてみてください。


説明はいりません。

特にに低学年頃までの子どもは、「耳」から入った音を覚えることが得意な時期。

心にもしっかり響いているはずです。

同時にモノそのものに触れ、動物や植物など自然を五感で実感することも大切です。

感動体験をたくさんすればするほど、その子自身の魅力に繋がっていきます。


お母さん自身が忙しく、「一緒に感動を共有する」余裕なんてない、という方もいるかもしれません。

しかし、特別なことをする必要はありません。

ほんの少しの一言でいいのです。

何気ない日常の光景でも、お母さんが子どもと一緒に感動し、それを言葉に出して共有すること。

それだけで、子どもは周りに転がっているもの一つ一つに感動できる大人になります。

そしてそれが、そのままその子の「魅力」へと繋がっていくのです。

 


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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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