子育てに疲れたときの処方箋④|疲れたお母さんが楽になれる4つのコツ

本当は頼っていい!子育て中のママによくある「頼れない病」とは


子育てママの“頼れない”という病

子育てに関して、

「外に助けを求めたり、目を向けたりする余裕がない」

「誰かに相談したいけれど、遠慮してしまってなかなか実行できない」

そんなふうに、最近、“誰かを頼ることができない”お母さんが増えています。

これは“頼れない病”と言っていいほど、本来母親としてあるべき姿ではないのです。


子育てママは気づけない、無意識の「閉ざされた空間」の怖さ

どうして、「頼れない」状態がよくないのか。

それは、その状態が続くと、最終的に家庭で“異常な状態”を生み出してしまうからです。

例えば、「失敗をしたとき、きょうだいで態度が明らかに違う」「母子で父親のダメさを笑っている」ことなど。

小さいことのように見えますが、それらはすべて、家庭の文化として子どものなかに取り込まれます。

積み重なると、家庭内暴力やひきこもりなど、子どもたちのさまざまな問題行動となって表れてきてしまいます。


それほど、お母さんの精神状態が子どもに与える影響力は大きいのです。

だからこそ、本来の子育ては、たった一人で頑張るものではないと言い切れます。

むしろ「無理をして頑張らない」ほうが、将来の子どものためにもなっていくのです。


ママが“頼れない”子育てから抜け出すために

とは言っても、そう簡単にはいかない! というお母さんもたくさんいると思います。

「誰でもいいからとにかく頼りなさい」ということではありません。

それができなくても、“頼れない病”から抜け出す方法はたくさんあります。


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自身の家族や親戚、友だちや近所に住む子育ての先輩など、周りに頼れる人がいるのであれば、どんどん頼ってください。

一方で、「気軽に頼れる存在が近くにいない」「いるけれどなかなか頼れない…」というお母さんに向け、孤独な子育てから抜け出すためにできる方法を、いくつかご紹介していきます!


①子どもを伸ばす「外の師匠」を見つける

子どもの成長を見守る大人は、なにも親だけとは限りません。

むしろ親とはまた違った、子どもへの影響力を持っているのが「外の師匠」。

つまり、習い事などの師匠や先生です。

厳しさの中にも、愛情がある師匠と出会った子どもは大きく成長します。

子ども自身が外の師匠と接する時間を作り、一緒に見守っていくのも良いのではないでしょうか。


関連記事:習い事が子どもを変えることもある。子どもを伸ばす「外の師匠」の選び方


②親自身が外に出てみる

これは、単純に外出する機会を増やそうということではなく、「家庭以外でお母さんが輝ける場所を見つけよう」ということです。

たとえば、パート。

家庭での家事や子育てでは、なかなか「頑張ったね」と言われない分、家庭の外で誰かに認められることは、お母さんの孤独感から抜け出すことにつながります。


③ママを救うすっきりカードを使う

「すっきりカード」とは、お母さんが「これさえあれば気分が楽になる、楽しくなる!」というとっておきの手段のことです。

そのカードは、話し相手でも、子育てをしばし忘れられる仕事でも、ときめきをくれるアイドルや芸能人でも…なんでもかまいません。

すっきりカードを使うことで、特別なことをしなくても、ひとりではないことを実感できたり、リフレッシュできたりすることでしょう。


関連記事:子育てストレス解消法!①お母さんを癒す「すっきりカード」とは?


④「優秀な母親である必要はない」ことを知る

最後は行動ではなく、心構えです。

あまり周りに助けを求めず、頼ることができないお母さんほど、「いい母親」「完璧な母親」でいようと考え、無理をしがちです。

しかし、子どもにとって本当に安心するのは、「完璧な母親」ではなく、「おおらか、穏やかな母親」。

少しくらい失敗したって、うまくいかなくたっていいのです。

完璧な母親より、子どもに安らぎを与える母親になることを意識してみるといいかもしれませんね。


関連記事:「優秀な母」でなくていい!?本当の、“理想の母親像”とは?


“頼れない”孤独から抜け出して、母も子も笑顔に

さて、ここまで、「頼れない」ことの怖さと、そこから抜け出すためにお母さんができることについて話してきました。

気軽に頼れる存在がいないまま孤独に子育てを続けるのは、お母さんの体のためにも、心のためにも、そして子どものためにもなりません。

自分にあった方法を見つけて、“頼れない病”から抜け出しましょう!


関連記事:子育てストレス解消法!②お母さんの支えになる実母パワー


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子育てに疲れたときの処方箋①|「1人で頑張ること」に疲れたら

子育てに疲れたときの処方箋②|夫が話を聞いてくれないストレスの対処法

子育てに疲れたときの処方箋③|母が外へ出るメリット​​​​​​​

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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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