誰かに認めてほしい時に。お母さん自身の「一人っ子作戦」のススメ

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​​​​​​​​​​​​​​​​​​「子どもにイライラをぶつけるのはよくない」「お母さんの笑顔が大事」「他の子と比較して叱ってはいけない」…。

それは頭ではよくわかっているけれど、できない。

ちゃんと実践できているお母さんよりも、こんなお母さんのほうが多いのではないかと思います。

また逆に、いつも「デキる」お母さんだからこそ、自分で思っている以上に子育てでのストレスが溜まっていたりするもの。

そんな時に、お母さんに試してほしいのが、「お母さんの一人っ子作戦」です。


ねぎらわれることで、心が満たされる

以前の記事(親はどう関わればいい?「問題児」の子どもへの対応法)で、子どもがお母さんと二人きりになる時間をつくる=一人っ子作戦を実行すると、反抗期の子どもや寂しい想いをしている子どもが「愛されている」ことを実感でき、情緒的に安定するという話をしました。


この一人っ子作戦は、大人にもできます。

もしも、誰かに一対一で「大丈夫?心配なんだけど」「いつも頑張ってくれているの、知ってるよ」と真正面から愛が迫ってきたら、心がやわらかくなるでしょう。

どんな人間も、絶対いい人になってしまうはずです。

悩みを抱えている友人を誘って、一緒にご飯を食べただけで相手はニコニコ元気になります。

何も問題は解決していないのに、です。

また、例えばあなたの誕生日に、サプライズで「お誕生日おめでとう!」と誰かから祝福された日には、子どもに絶対優しくなれるはずです。


心が満たされると、子どもに優しくなれる

こんな風に、誰かに話を聞いてもらうと、安心し、前向きになれます。

信頼する人と楽しい時間を過ごせると、その悩みがどうでもよくなったりします。誰かにあたたかい言葉をかけてもらうだけで、元気が湧いてきます。

こういった体験をお母さんがすることで、子どもにも優しくなれるのです。

それが、「お母さんの一人っ子作戦」です。

忙しくてなかなかできないというお母さんもいると思いますが、短い時間でもいいのです。

ぜひ信頼できる人と二人きりで会ってみてください。

それは友人でもいいし、きょうだいでもいいし、夫でもかまいません。

愛された、認められた、大切にもてなされた……心が満たされてこそ人は優しくなれる。

理屈ではなく、人間ってそういうものなのです。


毎日、子どものために頑張っているお母さん。

イライラしてしまう日や、なかなか笑顔になれない日ももちろんあるでしょう。

そんなときはぜひ、お母さんの「一人っ子作戦」を実践してみてください。

きっと、お母さんだけでなく、子どもも笑顔になれるはずです。



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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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