子育てストレス解消法②|お母さんの支えになる実母パワー

子育て中のお母さんのストレスや悩みを解消するのが、「これさえあれば上機嫌になれる!」という手段、その名も「すっきりカード」。

以前の記事(『子育てストレス解消法①|お母さんを癒す「すっきりカード」とは?』)で、1枚目のカード「ママ友」をご紹介しました。

今回ご紹介するのは2枚目のカード。

「そんなになんでも話せるママ友なんていないわ」という人でも、2枚目のカードは使いやすいかもしれません。


祖母が自転車で20分の距離にいる子どもは安定している!?

カードの2枚目はずばり、「実の母親」。

小学1年生で、この子は健全に、いい子に育っているな、という子が3人いました。

その3人のお母さん方には共通点があったのです。


まず、とにかくおおらか母さん、ニコニコ母さんだったこと。

そして意外なことに、3人とも、お母さんのお母さん、つまり実母が自転車で20分の距離に住んでいたのです。

実母との関係が良好である人にとって、「自転車で20分」というのは、自分のテリトリーは守りつつ、イライラしたり、不安な時には話しに行ける距離という、最高の状況なんですね。

また同時に、「実母のほうからは来られない」距離であるところがミソ。しょっちゅう来られても、それはそれで疲れてしまいますよね。

実母のほうにしても、定期的に娘が来てくれるというのはとても幸せなことなのです。


実母だからこその共感はあなどれない

もちろん、「自転車で20分の距離」なんていうのはあくまで理想。

そうでなかったとしても、定期的に実母に愚痴を聞いてもらえる機会があれば、きっと気持ちが楽になります。

実母は何がすごいって、経験者ですから、娘の訴えることがすべてわかる。

「あるある、お母さんもこうだったよ」と、女性特有の合いの手、共感もしてくれます。

また、実母としては、かわいい孫に関わることだから関心があるので、真剣に聞いてくれるのです。

話を聞いてくれるだけで、かなりすっきりします。夫の悪口も聞いてくれるし、「そんなものなんだ」と思えるのです。

 

母と娘の信頼関係が、その子どもにも影響していく

ちなみに、こんな「家族みんなが幸せになる構図」を実行するために必要なのが、「思春期以降に娘と母のいい関係を築くこと」です。

思春期にお母さんと娘ががっちり秘密を共有するなど、二人にしかわからないことを言い合える関係になっていればベスト。

「私はこういう人生を歩んできて後悔している」という本音を漏らしたりすることで、さらけだしてくれたなという思いで信頼してくれるでしょう。

娘が母親を心から信頼しているとうまくいきます。そうすると、娘も孫も母親も幸せです。幸せが世代を超えて伝わっていくのです。それが社会を安定させるのだと、大げさではなく思います。


女きょうだいは貴重な存在

そしてもう一つ、実母と同じくらい大きいのが、実の姉や妹の存在です。

女きょうだいだと話が通じやすく、分かり合えます。姉や妹にすれば甥や姪の話だから、親身にもなってくれます。また、実母よりも年齢が近いので、感覚も近いのです。

実母が遠くに住んでいるという人は、「女きょうだいカード」も使ってみることをおすすめします。


何かとストレスが溜まる子育て。しかし、子育ての大先輩である実母やきょうだいに話すことで、「すっきり」できるお母さんもたくさんいるでしょう。

ちょうどいい距離感で、会って話せるところに住んでいたら一番いいですが、そうでなくても大丈夫。電話で話したり、たまに会った時に話してみることで、きっと子育て中のストレスが解消できるはず!是非試してみてくださいね。


★シリーズ 子育てストレス解消法!

【1】子育てストレス解消法①|お母さんを癒す「すっきりカード」とは? 

【2】子育てストレス解消法②|お母さんの支えになる実母パワー ←本記事はこれ!

【3】子育てストレス解消法③|子育てから離れる「時間」と「ときめき」が母を救う

【4】子育てストレス解消法④|母親が「趣味」を持つことが大切!


【おすすめ書籍】
🌼『伸び続ける子が育つ! お母さんへの60の言葉』

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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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